ホーガンの回転打法は右腕が使えない
「ヘッドを押し上げ、押し下げる」という動きのイメージ(「言葉で動きを表現する難しさ」(08-03-29))を利用することで、簡単に「核心打法」が実現するとなると、「回転打法無用論」が現実味を帯びます。
ホーガンの回転打法の特徴は、バックで体重を右脚に掛けるように腰を右に移動し、ダウンで腰を左に移動し切ってボールを打つ動きです。この動きで腕を右に振り左に振り抜くというイメージはごく自然です。その上、ベン・ホーガンのような名手がこの動きで打ったことを考えると、今更面倒な「核心打法」は要らないと思うでしょう。
そこで、この二つの打法の違いを簡単明瞭に説明することにします。「核心打法」では右腕を強く使ってボールを打てるのに対して、回転打法では右腕の強い動きが使えないのです。
ベン・ホーガンがもともと左利きであったことを考えると、ホーガンがこのような回転打法を利用したことには合理性があります。しかし、通常の右利きのゴルファーにとっては、右腕が強く使えないのは極めて不利なことです。
「核心打法」では、ダウンの動きで、両足の「螺旋」の動きが働いて腕の振り下ろしを実現します。これが「ヘッドを押し下げる」動きを生みます。右腕の振り下ろしからインパクトに入る動きを、右脚の踏ん張りが支えるのです。これに対してホーガン型の回転打法のダウンでは、ダウンの体重の左移動で右腰が引き出され、右足が浮いて地球を強く押し下げる動きが使い難いのです。
地球を下向きに押す右足の動きがないと、右腕が伸び切る形でのインパクトは不可能です。そこで左脚と左腕がクラブを引いてインパクトを実行し、右腕が伸びる動きはインパクト後になります。「核心打法」では、両腕が強くヘッドを押して加速し、両腕が伸びてインパクトを実行します。これでインパクト圏での強力なヘッドの直線的走りが確保できます。
体の右側での強力な腕の引き下ろしは、強い左右の脚腰の筋群が地球に働き掛けてクラブを振るという、極めて合理的な動きの現れです。体力のない人が回転打法で振ると、加齢と共に飛距離の低下が急激に現れる筈です。このような感じのある人は、「核心打法」の動きを試してみて下さい。体力のある人の場合は、方向性の改善を経験する筈です。
さて、回転的な動きを使っていても、ホーガンの回転打法とは異なる打法があります。それはボビー・ジョーンズのスイングの動きです。「政木博士の300ヤード打法」(07-12-13)で紹介した政木和三博士の打法も、ホーガンとは異なる回転打法です。次回にこれらの打法について眺めます。
ホーガンの回転打法の特徴は、バックで体重を右脚に掛けるように腰を右に移動し、ダウンで腰を左に移動し切ってボールを打つ動きです。この動きで腕を右に振り左に振り抜くというイメージはごく自然です。その上、ベン・ホーガンのような名手がこの動きで打ったことを考えると、今更面倒な「核心打法」は要らないと思うでしょう。
そこで、この二つの打法の違いを簡単明瞭に説明することにします。「核心打法」では右腕を強く使ってボールを打てるのに対して、回転打法では右腕の強い動きが使えないのです。
ベン・ホーガンがもともと左利きであったことを考えると、ホーガンがこのような回転打法を利用したことには合理性があります。しかし、通常の右利きのゴルファーにとっては、右腕が強く使えないのは極めて不利なことです。
「核心打法」では、ダウンの動きで、両足の「螺旋」の動きが働いて腕の振り下ろしを実現します。これが「ヘッドを押し下げる」動きを生みます。右腕の振り下ろしからインパクトに入る動きを、右脚の踏ん張りが支えるのです。これに対してホーガン型の回転打法のダウンでは、ダウンの体重の左移動で右腰が引き出され、右足が浮いて地球を強く押し下げる動きが使い難いのです。
地球を下向きに押す右足の動きがないと、右腕が伸び切る形でのインパクトは不可能です。そこで左脚と左腕がクラブを引いてインパクトを実行し、右腕が伸びる動きはインパクト後になります。「核心打法」では、両腕が強くヘッドを押して加速し、両腕が伸びてインパクトを実行します。これでインパクト圏での強力なヘッドの直線的走りが確保できます。
体の右側での強力な腕の引き下ろしは、強い左右の脚腰の筋群が地球に働き掛けてクラブを振るという、極めて合理的な動きの現れです。体力のない人が回転打法で振ると、加齢と共に飛距離の低下が急激に現れる筈です。このような感じのある人は、「核心打法」の動きを試してみて下さい。体力のある人の場合は、方向性の改善を経験する筈です。
さて、回転的な動きを使っていても、ホーガンの回転打法とは異なる打法があります。それはボビー・ジョーンズのスイングの動きです。「政木博士の300ヤード打法」(07-12-13)で紹介した政木和三博士の打法も、ホーガンとは異なる回転打法です。次回にこれらの打法について眺めます。