「マジック・グリップ」の実体は?
前回の「足はスクリュー、膝は舵(かじ)」(08-03-18)の内容は、「核心打法」の動きを足の「螺旋」の動きで推進するイメージでした。この仕組みを完全に働かせるには、体の動きをクラブに伝える、緩みのない腕とグリップの仕組みが必要です。「核心打法」の場合、「マジック・グリップ」がこの体勢を支えています。
肩と腰の回転の動きで振る回転打法の場合も、「足はスクリュー、膝は舵(かじ)」に似たイメージが作れます。この場合は、スクリューの回転の動きではなく、足を縦の軸周りに右に左に回す「回転」の動きが働きます。これは和船の櫓(ろ)のように足のひれを左右に振って船を推し進めるイメージになります。
このようにして得られる体の動きをクラブに繋ぐ、肩と腕の動きが問題になります。これに関連して、ジョー・ダンテとレン・エリオットが「マジック・ゴルフ」(水谷準訳 ベースボール・マガジン社 1967年)で、四つの「マジック・ムーブ」を提案し、その第一として手首の動きを固める動きを提案しています。
この動きの内容を簡潔に表現すると、右前腕回内と左前腕回外、になります。これを一貫して保って振ることを提案しています。彼らはこの前腕の動きを、手背屈(手首を背側に反らす)と左手掌屈(手の平側に曲げる)の動きと捉え、この形を保ってグリップを右に引く腕の動きを、第一の「マジック・ムーブ」としているのです。
このバックの初期にリストをバック方向に折る動きについて、PGAの教育部長を務めたゲ-リー・ワイレン博士が、「ゴルフショップ・オペレーション」という雑誌の中で、将来の優良ゴルファーはこれを採用する様になるだろうと述べたと書かれています(原著:Joe Dante The FOUR MAGIC MOVES To Winning Golf DOUBLEDAY 1995 p.53)。現状ではそのようには見えませんが。
ところが、「マジック・グリップ」の原理を採用し、アドレスで左肘を外側に張り出すように構えてグリップを固めるだけで、和船風の動きで回転打法のスイングができるのです。ただしこれで回転打法を勧めるわけではありません。回転打法には潜在的に腰を痛める危険があり、注意が肝要です。
「マジック・グリップ」の本質は、前腕の筋群による手の平を内側に巻き込む動きと背側に引く動きを拮抗させ、グリップを固める動きです。伝統的なグリップでも、この手を固める動きを実行してアドレスの構えを作れば、和船の動きのイメージで回転打法が実現するのです。簡単な動きですから、試してみて下さい。
これらの足の動きでスイングを作り出すイメージは、インパクトの直線的なヘッドの動きの把握に有効に働きます。これを次回に眺めることにします。
肩と腰の回転の動きで振る回転打法の場合も、「足はスクリュー、膝は舵(かじ)」に似たイメージが作れます。この場合は、スクリューの回転の動きではなく、足を縦の軸周りに右に左に回す「回転」の動きが働きます。これは和船の櫓(ろ)のように足のひれを左右に振って船を推し進めるイメージになります。
このようにして得られる体の動きをクラブに繋ぐ、肩と腕の動きが問題になります。これに関連して、ジョー・ダンテとレン・エリオットが「マジック・ゴルフ」(水谷準訳 ベースボール・マガジン社 1967年)で、四つの「マジック・ムーブ」を提案し、その第一として手首の動きを固める動きを提案しています。
この動きの内容を簡潔に表現すると、右前腕回内と左前腕回外、になります。これを一貫して保って振ることを提案しています。彼らはこの前腕の動きを、手背屈(手首を背側に反らす)と左手掌屈(手の平側に曲げる)の動きと捉え、この形を保ってグリップを右に引く腕の動きを、第一の「マジック・ムーブ」としているのです。
このバックの初期にリストをバック方向に折る動きについて、PGAの教育部長を務めたゲ-リー・ワイレン博士が、「ゴルフショップ・オペレーション」という雑誌の中で、将来の優良ゴルファーはこれを採用する様になるだろうと述べたと書かれています(原著:Joe Dante The FOUR MAGIC MOVES To Winning Golf DOUBLEDAY 1995 p.53)。現状ではそのようには見えませんが。
ところが、「マジック・グリップ」の原理を採用し、アドレスで左肘を外側に張り出すように構えてグリップを固めるだけで、和船風の動きで回転打法のスイングができるのです。ただしこれで回転打法を勧めるわけではありません。回転打法には潜在的に腰を痛める危険があり、注意が肝要です。
「マジック・グリップ」の本質は、前腕の筋群による手の平を内側に巻き込む動きと背側に引く動きを拮抗させ、グリップを固める動きです。伝統的なグリップでも、この手を固める動きを実行してアドレスの構えを作れば、和船の動きのイメージで回転打法が実現するのです。簡単な動きですから、試してみて下さい。
これらの足の動きでスイングを作り出すイメージは、インパクトの直線的なヘッドの動きの把握に有効に働きます。これを次回に眺めることにします。