「肩を回せ」は大問題! | ゴルフ直線打法

「肩を回せ」は大問題!

19番ホールともなれば、次第に気が緩みます。弱った脚力が気になり、ブログを書くことも忘れて歩きに出かけました。歩く中に体の動きが気になります。その中に気がつきました、肩には前後と上下の二方向の回転的な動きがあり、その話をするのを忘れていたのです。

肩の動きは肩甲骨の動きで捉えることができます。「腕を振るのは肩の回転ではない」(08-03-03)では、マクリーンのX-Factor(腰と肩の回転角度の差)の話が出ました。このX-Factorで測っているのは、左肩が前、右肩が後ろに動く横回転の角度です。

これに対して「核心打法」で現れる肩の動きは、「バックでは右肩を上げ左肩を下げる動き、ダウンでは右肩を下げて左肩を上げる動きになります。これは「肩の縦回転」の動きと言えます」、と書きそうになり、ここで気がつきました。文字通りにこの肩の動きだけを試すと、肩が殆ど脱力して腕がぶらぶら動いてしまうのです。

「核心打法」では、こんな緩んだ体の動きはないのです。肩の動きは右上腕内旋、左上腕外旋を引き起こす、肩の「魔法の動き」になります。これは背骨の動きに結びついています。肩だけの動きではないのです。

バックで腰を右方向に回転すると、左肩が前、右肩が後ろに動きます。X-Factorはこれに更に加わる肩の横回転の動きの大きさを測っているわけです。これに対して「核心打法」の肩の動きは、脚腰背骨の動きで引き起こされるもので、簡単な測り方はありません。

それでも、簡単のためにこの肩の動きをここでは「縦回転」と表現することにしますが、これは肩だけの動きではありません。この動きでは背骨は正面の方向が保たれる形で動きます。

このように、クラブを振る肩の横回転と「縦回転」の二種類の動きは、全く構造が異なっているわけです。19番ホールでのんびりする中に、この違いの大切さをを忘れかけていたのです。

肩の動きは、ホーガン風のスイングでは横回転、「核心打法」では「縦回転」になります。しばしば「肩を回せ」と言われますが、これは横回転のイメージを引き起こします。自分がどちらの動きをしているのかを確認してみる必要があります。

腰の横回転を使うスイングでは背骨の正面方向も動き、肩も横回転し、上腕の動きは「反魔法型」になります。背骨の正面方向が動けば、打球の方向性の確保のためのタイミングが問題になります。実際に練習場で見ても、腰を回す動きで安定なショットをする人は殆どいません。この打法では、難しいスイングになることを覚悟する必要があります。