クラブを縦に上げる効果
バックのスタートからクラブを縦に上げると、自然に右上腕内旋、左上腕外旋の「魔法の動き」に入ります。こうして上げたトップからグリップを引き下ろすと、右上腕内旋の強力な動きが現れます。これで右腕を強く使う打法が実現します。
右腕を強く使うことで成功した最初の日本人ゴルファーは、今や伝説の人戸田藤一郎プロです(「技(わざ)は体力の有効利用」(06-04-12))。物理学者増田正美博士の著書「飛ばしの科学」(廣済堂出版1984年114頁)には、この戸田プロのダウンの体勢を示す写真があります。
両膝を踏ん張って体を正面に向け、右腕が右体側に沿って引き下ろされ、ヘッドはまだ高い位置にあります。他の多くのプロのダウンの写真では、体重が左脚に掛かる体勢にあるのに対して、右脚がしっかり踏ん張っています。両脚の踏ん張りが使えれば強力なダウンの動きができることは明らかです。
この書物では、戸田藤一郎とベン・ホーガンが「タメ」の典型例とされていますが、この二人の打法は戸田が縦振り型、ホーガンが腰の回転を使う横振り型の典型と考えられます。増田博士の「タメ」には、これらの打法の違いは影響しないようです。
実は、縦に上げて横から打ち込む、という打法で成功している実例があります。83歳でエイジシュート13回という、驚異的な記録を持つ医学博士伊野林斉先生のスイングです。先生のスイングの写真が、その著書「寝床で筋トレ」(IPG出版センター 2006年)にあります。バックで縦に上げ、正面を向いたまま、腰を左に押し込むようにしてボールを打っています。
42歳でゴルフを始めた時の練習法は、ドライバーを砂の山目がけてひたすら打ち込むというものだったそうです。これは、ヘッドを速く振るという意識よりは、強い抵抗に対してヘッドを押し込むという意識での瞬間的な打撃動作と思われます。これで、タイミングを含めてヘッドを押す仕組みの働きが体感できる筈です。
写真で見る限り、バックではクラブが立つように上がっていますから、この打法はクラブを縦に上げる効果の具体化と考えられます。著者が柔道4段の体力の持ち主であることも考慮に入れる必要がありそうですが、この打法で右腕の強力な使い方が身に付くことは確かです。
更に、河原の泥を目がけてアイアンを打ち込むという練習法も紹介されています。練習場のマットと違い、ヘッドの動きが悪ければ打ち抜けなくなります。さすがに上手になる人は合理的な練習をしているわけです。
とにかく、縦に上げるバックの影響を確認してみて下さい。
右腕を強く使うことで成功した最初の日本人ゴルファーは、今や伝説の人戸田藤一郎プロです(「技(わざ)は体力の有効利用」(06-04-12))。物理学者増田正美博士の著書「飛ばしの科学」(廣済堂出版1984年114頁)には、この戸田プロのダウンの体勢を示す写真があります。
両膝を踏ん張って体を正面に向け、右腕が右体側に沿って引き下ろされ、ヘッドはまだ高い位置にあります。他の多くのプロのダウンの写真では、体重が左脚に掛かる体勢にあるのに対して、右脚がしっかり踏ん張っています。両脚の踏ん張りが使えれば強力なダウンの動きができることは明らかです。
この書物では、戸田藤一郎とベン・ホーガンが「タメ」の典型例とされていますが、この二人の打法は戸田が縦振り型、ホーガンが腰の回転を使う横振り型の典型と考えられます。増田博士の「タメ」には、これらの打法の違いは影響しないようです。
実は、縦に上げて横から打ち込む、という打法で成功している実例があります。83歳でエイジシュート13回という、驚異的な記録を持つ医学博士伊野林斉先生のスイングです。先生のスイングの写真が、その著書「寝床で筋トレ」(IPG出版センター 2006年)にあります。バックで縦に上げ、正面を向いたまま、腰を左に押し込むようにしてボールを打っています。
42歳でゴルフを始めた時の練習法は、ドライバーを砂の山目がけてひたすら打ち込むというものだったそうです。これは、ヘッドを速く振るという意識よりは、強い抵抗に対してヘッドを押し込むという意識での瞬間的な打撃動作と思われます。これで、タイミングを含めてヘッドを押す仕組みの働きが体感できる筈です。
写真で見る限り、バックではクラブが立つように上がっていますから、この打法はクラブを縦に上げる効果の具体化と考えられます。著者が柔道4段の体力の持ち主であることも考慮に入れる必要がありそうですが、この打法で右腕の強力な使い方が身に付くことは確かです。
更に、河原の泥を目がけてアイアンを打ち込むという練習法も紹介されています。練習場のマットと違い、ヘッドの動きが悪ければ打ち抜けなくなります。さすがに上手になる人は合理的な練習をしているわけです。
とにかく、縦に上げるバックの影響を確認してみて下さい。