腹の動きが大切 | ゴルフ直線打法

腹の動きが大切

このブログでは背骨の動きに力点が置かれていますが、「体の動きには裏があれば表もある」(07-05-09)で見たように、背骨の動きには腹筋の働きが大きな役割を果たします。

背骨の動きは分かり難いのですが、腹の動きは分かり易いのです。そこで、これと背骨の動きとの関係に注目すると、分かり難い背骨の動きが捉えやすくなります。

このブログの「核心打法」の話では、「上体を右に回す」という動きが重視されて来ました。この動きが捉え難いのはダウンの場合です。ダウンでは上体を左に回して腕を振る筈だ、という意識があるからです。

この分かり難い動きが、「腹の左側を緊張させてバック、右側の緊張でダウン」と捉えると、ごく簡単に実現できます。腹の正面左側を緊張させることで背骨が左に傾き、右側を緊張させることで背骨が右に傾くからです(註参照)。

脚腰を固めて足を地面に固定し、この左右の腹の緊張を試してみて下さい。左手の親指を右手の平で横から握り、アドレスの体勢を作り、左腹の緊張でバックから「深いトップ」までの動きを作り、そこから右腹の緊張でダウンの動きを作ってみて下さい。背骨の動きが引き出され、「核心打法」の動きが体感できます。この時脚腰は固定したまま、自然な踏ん張りに任せるのです。

同じ様な話のくり返しに見えますが、少しずつ納得しやすくなっているわけです。

註:ここで腹の緊張と言うのは、左右の腹直筋の緊張で、臍の両側を通って鳩尾(みぞおち)の左右の上部の肋骨を骨盤中央下部に引きつけます。この仕組みから、これらの筋の緊張で背骨の動きが骨盤の動きに繋がることが理解できます。