スイング面という言葉の曖昧さ
レッドベターは、彼の経験では大部分のゴルファーは、スイング面をアドレス時のシャフトの線を延長したものと見る方が、肩に掛かるホーガンのスイング面より役に立つと考えるとして、インパクトではこの面に近く、あるいはこの面に合わせるようにシャフトを戻せと書いています(David Leadbetter THE FUNDAMENTALS OF HOGAN Doubleday 2000 p.58)。
アドレスでライ角に合わせクラブを構えれば、当然グリップをアドレスの構えの近辺に戻さなくてはボールを目的通りに打てません。その意味ではこの教えは当たり前のことです。問題は実際の打球時点でのヘッドの軌道の確保で、このためには、グリップを体に繋いで振る仕組みを教えないスイング面は、何の役にも立たないのです。
実際のスイングではクラブは曲面を描いて動き、右手と左手の握りの相対的な動きが問題になります。これを制御する方法を教えないスイング理論はボールを打つには役に立ちません。レッドベター自身、ゴルフのスイングの動きは、野球の動きとは違って複雑であり、” offers endless variations of the plane”(面の無限の差異を生む)と書いています。
更に彼は、多くの技術的には欠陥のあると見えるスイング面が、実際にはよい結果を生んでいることも指摘しています(p.60)。これから見れば、我々普通のゴルファーには、スイング面とは何かが分からなくても当然ということが分かります。
スイング面のイメージの不確からしさを証明する、より科学的な資料が手許にあります。これはGOLF DOGEST, JULY 1986に載ったRobert Carneyの記事で、SHATTERING THE SWING PLANE AND OTHER TEACHING MYTHS(スイング面その他の教育神話を粉砕する)というものです。
Ralph Mann博士がコンピュータ・グラフィックスを使い、ツアーの最良のスイングの真実を告げるという記事で、52人の優れたプロのスイングを観測し、ゴルファーのモデルを開発し計測した結果の話です。頭はスイング中静止しているとの指摘に続き、バックやダウンの「平面」は存在せず、手やヘッドは曲面上を動くと指摘しています。
更に、多くのゴルフ教師は、彼のダウンスイングがバックスイングより外側(outside)だと知ればびっくり仰天するだろう、これでも目標線よりは内側(inside)なのだ(マーク・オメーラが唯一の例外)、とも書かれています。
ダウンはバックの面の下を通るという「迷信」にとらわれていて、この話で混乱を感じるゴルファーは多い筈です。この記事と、レッドベターによるスイング面の無限の変動の可能性の指摘を見れば、スイング面のイメージの曖昧さが浮き彫りになります。これに対比すると、動きの形を与える「核心打法」の仕組みの優位性が明らかになります。
というわけで、もうしばらく「核心打法」の動きの細部を追うことにします。
アドレスでライ角に合わせクラブを構えれば、当然グリップをアドレスの構えの近辺に戻さなくてはボールを目的通りに打てません。その意味ではこの教えは当たり前のことです。問題は実際の打球時点でのヘッドの軌道の確保で、このためには、グリップを体に繋いで振る仕組みを教えないスイング面は、何の役にも立たないのです。
実際のスイングではクラブは曲面を描いて動き、右手と左手の握りの相対的な動きが問題になります。これを制御する方法を教えないスイング理論はボールを打つには役に立ちません。レッドベター自身、ゴルフのスイングの動きは、野球の動きとは違って複雑であり、” offers endless variations of the plane”(面の無限の差異を生む)と書いています。
更に彼は、多くの技術的には欠陥のあると見えるスイング面が、実際にはよい結果を生んでいることも指摘しています(p.60)。これから見れば、我々普通のゴルファーには、スイング面とは何かが分からなくても当然ということが分かります。
スイング面のイメージの不確からしさを証明する、より科学的な資料が手許にあります。これはGOLF DOGEST, JULY 1986に載ったRobert Carneyの記事で、SHATTERING THE SWING PLANE AND OTHER TEACHING MYTHS(スイング面その他の教育神話を粉砕する)というものです。
Ralph Mann博士がコンピュータ・グラフィックスを使い、ツアーの最良のスイングの真実を告げるという記事で、52人の優れたプロのスイングを観測し、ゴルファーのモデルを開発し計測した結果の話です。頭はスイング中静止しているとの指摘に続き、バックやダウンの「平面」は存在せず、手やヘッドは曲面上を動くと指摘しています。
更に、多くのゴルフ教師は、彼のダウンスイングがバックスイングより外側(outside)だと知ればびっくり仰天するだろう、これでも目標線よりは内側(inside)なのだ(マーク・オメーラが唯一の例外)、とも書かれています。
ダウンはバックの面の下を通るという「迷信」にとらわれていて、この話で混乱を感じるゴルファーは多い筈です。この記事と、レッドベターによるスイング面の無限の変動の可能性の指摘を見れば、スイング面のイメージの曖昧さが浮き彫りになります。これに対比すると、動きの形を与える「核心打法」の仕組みの優位性が明らかになります。
というわけで、もうしばらく「核心打法」の動きの細部を追うことにします。