足の「螺旋」と「回転」の動きの利用
スイングの中で脚腰の動きと地球との対応を決めるのが足の動きで、ここに登場したのが足の「螺旋」の動きと「回転」の動きがです。これらの動きの特徴は、それぞれの動きの作り方が分かり易く、ほぼ一通りに決まることで、その使い方が分かればバックのスタートの方法も決まります。
両手をグリップの形に握り合わせて腕を固め、両足先で地面を左に押す「回転」の動きを試すと、足が前後の軸回りに右回りに回り、腰が右に回りグリップは横に引かれます。これでレッドベターの重視したバックのスタートの右への引きの動きが体感できます。
これに対して踵を軸に両脛を左に回す「螺旋」の動きでは、グリップは急角度で引き上げられる動きに入ります。これが「核心打法」のスタートの動きです。これら二種類の「バランスを崩す」動きの作り方が分かれば、それに続くスイングの動きは、かなり意識的に追跡できるようになります。
この結果から、腰の回転の動きで振るスイングだけを取り上げ、これがただ一つの正しいものであるかのように説明する指導書には問題があることが分かります。スイング面に二種類あるというジム・ハーディーの指摘(2005年)は、この意味では正しいのです。彼の見方は、スイング面は肩のスイング面と腕のスイング面の合成で出来上がるというものです。
ところが、異なる構造のスイング面の存在は、既に1958年に公開された英国ゴルフ協会の研究成果に明瞭に示されています(参照:「機械的な見方と科学的な見方」(07-02-09))。肩のスイング面と腕のスイング面と言われてもその内容は明瞭ではありませんが、この研究では具体的に肩の回転とリストの回転が生むクラブの動きと捉えています。
何れの場合も、これらのスイング面を生み出す体の動きの構造は示されず、スイングの動きと地球との繋がりも指摘されていません。この場合、肩の動きすなわち体の動きと、腕の動きは別々のパワー源で駆動されることになり、これらの働きの合成法が問題になります。これで実際上は無限に多くの動きが可能になります。
これに対し、腕と肩の繋がりを固定して、足の「螺旋」や「回転」の動きを作ると、確かにそれぞれ一定のスイングの動きが現れます。固めた肩と腕とグリップの仕組みを、これらの足の動きが生む背骨の動きで振れば、明確な二つのバックスイングの動きが得られることが分かります。
足の「螺旋」の動きと「回転」の動きで、バックスイングの動きを作ってみて下さい。その安定感が感じられる筈です。これでスイングのスタートで悩むことはなくなります。ダウンも同様にして考えれば、これらの足の動きの組み合わせだけで、四種類のスイングが得られることになります。
ここで更に重要な問題は、従来のスイング面の議論では、インパクトの直線的なヘッドの動きは捉えられないということです。
両手をグリップの形に握り合わせて腕を固め、両足先で地面を左に押す「回転」の動きを試すと、足が前後の軸回りに右回りに回り、腰が右に回りグリップは横に引かれます。これでレッドベターの重視したバックのスタートの右への引きの動きが体感できます。
これに対して踵を軸に両脛を左に回す「螺旋」の動きでは、グリップは急角度で引き上げられる動きに入ります。これが「核心打法」のスタートの動きです。これら二種類の「バランスを崩す」動きの作り方が分かれば、それに続くスイングの動きは、かなり意識的に追跡できるようになります。
この結果から、腰の回転の動きで振るスイングだけを取り上げ、これがただ一つの正しいものであるかのように説明する指導書には問題があることが分かります。スイング面に二種類あるというジム・ハーディーの指摘(2005年)は、この意味では正しいのです。彼の見方は、スイング面は肩のスイング面と腕のスイング面の合成で出来上がるというものです。
ところが、異なる構造のスイング面の存在は、既に1958年に公開された英国ゴルフ協会の研究成果に明瞭に示されています(参照:「機械的な見方と科学的な見方」(07-02-09))。肩のスイング面と腕のスイング面と言われてもその内容は明瞭ではありませんが、この研究では具体的に肩の回転とリストの回転が生むクラブの動きと捉えています。
何れの場合も、これらのスイング面を生み出す体の動きの構造は示されず、スイングの動きと地球との繋がりも指摘されていません。この場合、肩の動きすなわち体の動きと、腕の動きは別々のパワー源で駆動されることになり、これらの働きの合成法が問題になります。これで実際上は無限に多くの動きが可能になります。
これに対し、腕と肩の繋がりを固定して、足の「螺旋」や「回転」の動きを作ると、確かにそれぞれ一定のスイングの動きが現れます。固めた肩と腕とグリップの仕組みを、これらの足の動きが生む背骨の動きで振れば、明確な二つのバックスイングの動きが得られることが分かります。
足の「螺旋」の動きと「回転」の動きで、バックスイングの動きを作ってみて下さい。その安定感が感じられる筈です。これでスイングのスタートで悩むことはなくなります。ダウンも同様にして考えれば、これらの足の動きの組み合わせだけで、四種類のスイングが得られることになります。
ここで更に重要な問題は、従来のスイング面の議論では、インパクトの直線的なヘッドの動きは捉えられないということです。