結局犬が尻尾を振る?
腕(尻尾)を振るのは体(犬)の動きで、腕が体を振るのではない、という教えがゴルフの世界にはあります。「権威者」にこのように言われると、思わず体でクラブを振り回す気になります。ところが、右腕を外側に、左腕を内側に回す「反魔法型」でバックすると、いわゆるフラットなトップに入ります。ここでは、腕という尻尾の動きが、体の動きを決めているように見えます。
結局尻尾が犬を振るのだと感じられます。しかしこれも誤解で、正しい動きの知識があれば、望ましい体の動きが引き出せるのです。スイングの動きに決定的に貢献する体の各部の動きを検討し、これらを合理的に綜合する努力が必要で、腕の動きもその一つです。
前々回(0801-20)の左右両腕の共同イメージも、「核心打法」の腕の動きの制御のために考えたものです。しかし、ここには危険が潜んでいます。三角筋の動きは本質的には腕の引き上げに関係するもので、左右両腕が平面を描くような感覚で協調して振るイメージに従うと、腰を回す動きを引き出しやすいのです。
この危険を避けるには、バックの終期で「深いトップ」への動きを確実に実行します。これで両腕の描く平面がバックの面からダウン方向に向けた面に切り替わります。ホーガンの捉えたダウンスイング面への乗り換えに似ていますが、これについては後で議論します。この面に沿って一気に振ると、ヘッドが右脇前方向に向けて引き下ろされ、最後に肘が伸びてグリップを押し下げます。
この動きの限界で「魔法の動き」の転換点が現れ、右上腕内旋、左上腕外旋の動きが、腕を左に引く広背筋の強力な動きを引き出します。実行イメージとしては、両腕を伸ばして「マジック・グリップ」を固め、アップライトにバックスイングを実行し、右脇前に向けてグリップを突き込むようにダウンするということで、「核心打法」の動きが実現します。
このように簡単な動きのイメージで「核心打法」が具体化するとなると、これまで「核心打法」の話に共感を持てなかった人も、試してみる気になるかも知れません。ところが、ここで更に問題が現れます。地球を掴む両足の動きです。左右両腕が共同して働くイメージも、特定の両足の動き(「螺旋」)がなくては実用的に働かないのです。
実は、両足の動きで様々な腕の動きが現ます。これまでに、スイングにいろいろな型があることを見てきましたが、両足の使い方の数だけスイングの型があると見ることもできます。こうなればスイングの型は無数です。矢張り犬が尻尾を振っていると見るべきかも知れません。この場合、クラブを縦に引き下ろすパワーを効果的に実現することが、「核心打法」の最大の特徴になります。
「スイング面」は考えても、自分の足の動きは考えたことのないゴルファーは多いと想います。「螺旋」の動きを含め、足の使い方の再検討が必要です。次回には、スイングのパワー源の問題ということで、以前より一段と具体的に議論することにします。
結局尻尾が犬を振るのだと感じられます。しかしこれも誤解で、正しい動きの知識があれば、望ましい体の動きが引き出せるのです。スイングの動きに決定的に貢献する体の各部の動きを検討し、これらを合理的に綜合する努力が必要で、腕の動きもその一つです。
前々回(0801-20)の左右両腕の共同イメージも、「核心打法」の腕の動きの制御のために考えたものです。しかし、ここには危険が潜んでいます。三角筋の動きは本質的には腕の引き上げに関係するもので、左右両腕が平面を描くような感覚で協調して振るイメージに従うと、腰を回す動きを引き出しやすいのです。
この危険を避けるには、バックの終期で「深いトップ」への動きを確実に実行します。これで両腕の描く平面がバックの面からダウン方向に向けた面に切り替わります。ホーガンの捉えたダウンスイング面への乗り換えに似ていますが、これについては後で議論します。この面に沿って一気に振ると、ヘッドが右脇前方向に向けて引き下ろされ、最後に肘が伸びてグリップを押し下げます。
この動きの限界で「魔法の動き」の転換点が現れ、右上腕内旋、左上腕外旋の動きが、腕を左に引く広背筋の強力な動きを引き出します。実行イメージとしては、両腕を伸ばして「マジック・グリップ」を固め、アップライトにバックスイングを実行し、右脇前に向けてグリップを突き込むようにダウンするということで、「核心打法」の動きが実現します。
このように簡単な動きのイメージで「核心打法」が具体化するとなると、これまで「核心打法」の話に共感を持てなかった人も、試してみる気になるかも知れません。ところが、ここで更に問題が現れます。地球を掴む両足の動きです。左右両腕が共同して働くイメージも、特定の両足の動き(「螺旋」)がなくては実用的に働かないのです。
実は、両足の動きで様々な腕の動きが現ます。これまでに、スイングにいろいろな型があることを見てきましたが、両足の使い方の数だけスイングの型があると見ることもできます。こうなればスイングの型は無数です。矢張り犬が尻尾を振っていると見るべきかも知れません。この場合、クラブを縦に引き下ろすパワーを効果的に実現することが、「核心打法」の最大の特徴になります。
「スイング面」は考えても、自分の足の動きは考えたことのないゴルファーは多いと想います。「螺旋」の動きを含め、足の使い方の再検討が必要です。次回には、スイングのパワー源の問題ということで、以前より一段と具体的に議論することにします。