右腕と左腕が共同して働くイメージ | ゴルフ直線打法

右腕と左腕が共同して働くイメージ

これまでの支配的なゴルフ「理論」では、右腕と左腕は敵対的な関係にあるものとされて来ました。これでは二本の腕を持つメリットの十分な利用は不可能です。これがスイングを難しいものにして来たことは確かです。前回(08-01-19)に検討した三角筋(肩と腕を繋ぐ大きな筋)の働きを理解すると、両腕の動きの合理的な利用方法が見えて来ます。

前回の検討結果によれば、肩と腕の「魔法の動き」で、右腕では三角筋前部、左腕では三角筋後部が腕を引き上げるように働くことが分かりました。この結果から、右腕上端前部と左腕上端後部の緊張を対応させて捉え、丁度これらが一つの平面上で働く感覚を生むように腕を振れば、両方の腕が「仲良く」共同して働くスイングのイメージが実現することが予想できます。

この両腕の共同感覚は極めて自然です。腕を伸ばして「マジック・グリップ」を固め、右腕前部と左腕後部で一つの平面を描く意識で振れば、小さな動きのチップ・ショットでは簡単確実に狙った所に真っ直ぐボールが飛びます。

この簡単なイメージで大きく素振りをしてみると、極めて気持ちよく振れることが確認できます。試してみて下さい。これで新しいスイングの世界が見えて来そうな気がします。

ところが、両腕が共同して振るスイングの動きは良いのですが、パワー確保の観点からは大きな危険が潜んでいるのです。その話は次回に。

ここまでが始めに予定した今日の話ですが、気がついてみると最近の話はどうも面白くありません。スイングの動きを確定することに集中していて、いわば無味乾燥です。研究の過程では、ある時思い掛けない発見、すなわち開眼を経験します。その瞬間に新しい視界が開け、これで一歩前進します。この楽しさの話がなくなって来ているのです。

そこで、次回にはできれば「開眼特集」ということで、現在の「核心打法」の構成要素の体感的把握の羅列、いわばワン・ポイント特集を試みたいと思います。