肩と腕の「魔法の動き」再検討 | ゴルフ直線打法

肩と腕の「魔法の動き」再検討

前回(07-12-11)に肩の上がる動きでバックからダウンの切り返しが実現すると書きましたが、これが肩の「魔法の動き」です。肩と腕の「魔法の動き」は、右腕の場合には一貫して腕を内側に回す動き、左腕の場合は一貫して腕を外側に回し続ける動きで、バックからダウンの振り抜きまでの動きを作ってみると、この動きが確認できます。

この動きはオーバーハンド型の投球動作でも現れるものです。この動きでバックからダウンの切り返しを実現するには、両膝の緊張を保って右足の「螺旋」の動きを強めれば、胸椎が右に引かれて「上体を右に回す」動きが生まれ、これで切り返しができます。これが前回の「バックの終期に右脚の踏ん張りで肩が上がる」という動きの内容です。

これらの動きでは一貫して両膝を固める動きが必要で、これが緩むと全体の動きが崩れます。この点に注意して両脚を固め、脚腰背骨の踏ん張りで両下腿(脛)の左回りの動きを続ければ、「上体を右に回す」動きが継続する中で、バックからダウンの振り抜きまでの動きが実現するわけです。

この要領でスイングを実行するには、バックのスタートで腰椎を左に引いて背骨を右回り回す動きに入る必要があります。これが「バックを左脚で振る」という動きの内容です。こうしてみると前回の「左脚でバック、右脚でダウン:左腕の振りに集中」(07-12-11)というスイングの実行イメージが、「核心打法」の実現にとって極めて合理的なことが分かります。

これでこのイメージが、実際にこれでクラブを振って有効性が確認できるだけでなく、これまでのあれこれの動きの仕組みの検討結果をも上手く統合するものであることが分かります。大いに納得できる内容のものと言えます。

自分でこのイメージの動きを作ってみて、肩の「魔法の動き」と「上体を右に回す」動きと、これら動きの繋がりを体感的に確認してみて下さい。「核心打法」の動きが如何に合理的な仕組みで支えられているのかが分かります。