脚と腕の動きの繋がり | ゴルフ直線打法

脚と腕の動きの繋がり

バックとダウンの動きで脚腰と肩と腕が左右でどのように繋がって動くかについては、以前に「交叉連結」と「平行連結」ということで議論したことがあります(「腕と脚の交叉連結(「魔法型」)」(07-07-13)、「腕と脚の平行連結(「反魔法型」)」(07-07-14))。しかし当時はまだ「マジック・グリップ」の働きを捉えていませんでした。

そこであらためてこの問題を考えることにします。しかしこの問題の内容を体の動きの仕組みの説明で理解するのは難しいので、実際にクラブを振る動きを試して納得することにします。このため右手で「マジック・グリップ」の形にクラブを握り、肘を固めてクラブを振ってみます。この時にバック、「深いトップ」、ダウンの動きでの脚腰の動きに注目します。

まず右の脚腰を踏ん張ってクラブを上げ、次ぎに左の脚腰の踏ん張りでクラブを上げてみます。この場合には右の脚腰の踏ん張りでクラブを引き上げる方がしっかり上がります。そこでこうして引き上げたクラブを、両膝の踏ん張りで腰を右方向に回すように引き、「深いトップ」に入れます。続いて、ここからのダウンの動きと左右の脚腰の踏ん張りとの関係を確認します。

右の脚腰の踏ん張りでクラブを引き下ろすと、グリップが直接ボールを目指す形に振られてしまいます。そこで左の脚腰の踏ん張りで引き下ろしてみると、グリップが右脇前に引き下ろされ続いて左に引かれてヘッドを押します。これが望ましいダウンスイングの動きです。

同じようにして、左手で「マジック・グリップ」の形にクラブを握り、これに軽く右手を添えて動きを助けながらバックとダウンの動きを試します。これで、バックを左の脚腰の踏ん張りで実行し、両膝の踏ん張りで「深いトップ」に入れてから、ダウンを右の脚腰の踏ん張りで実行するとよい動きになることが分かります。

特にこの場合には右の脚腰の踏ん張りによるダウンで、グリップが「マジック・グリップ」を固める形で右脇前に引き下ろされ、これに続いて左に引き抜かれる動きが現れます。これが空の右側で振り抜くダウンの動きの実現に決定的に重要な動きです。

こうしてみると、「平行連結」でバック、両膝のピボットで「深いトップ」、「交叉連結」でダウンとインパクトのヘッドの押し抜き、という形で「核心打法」が強力かつ安定に実現できることが分かります。ここまで基本的な動きの仕組みが納得できれば、後は実際にボールを打って体感的に確認し最終的な有効性を納得するだけとなります。

「直線打法」の追求もこれでほぼ完了ということになります。