決定的な押しと引きの動きの違い
このブログを読み返してみると、殆ど最初の頃から「核心打法」の動きの要点は的確に捉えていたように見えます。しかし、詳しく見直すと、そこには従来の打法のイメージに基づく基本的な誤解が影を潜めていたことが分かります。これはグリップが伝統的な握り方に止まっていたために起きたことです。
前々回の「肩と腕の「魔法の動き」でグリップを押し出し続ける」(07-11-14)に見られるように、「マジック・グリップ」は、これを肩と腕の「魔法の動き」で引くと、グリップを押し出し続ける形の動きになります。この動きは、左手の親指を右手の平で握ってグリップを固め、これを軽く右に引き、そこからリストを左回り回して引き戻してみれば分かります。
この引き戻しの動きでは、リストの回転に伴い左手の背中が外側に反る形で緊張し、グリップを左に押し返す筈です。この時右手も同じように緊張してグリップを押します。ここで両腕をしっかり伸ばすように緊張させると、左グリップの背中でボールを押す形の動きが現れます。これが、肩と腕の「魔法の動き」が生む、インパクトの動きです。
これに対して、左手の親指を右手の平の代わりに指で握ると、伝統的なグリップの形になります。このグリップで同じように右に引き、リストを左回りに回して引き戻すと、左グリップが手の平側に巻き込まれ、左手の背中でグリップを引く形になります。この時は、左腕がグリップを引く体勢に入ります。これが従来強調されてきたインパクトの動きです。
この伝統型の動きでは、左腕が引きの動きに入るために、腕が縮んでヘッドを引き上げ、インパクトが不安定になります。極端な場合はボールの上をヘッドが走り、空振りになります。ところが、初期のブログには「ヘッドを水平に引く腕の動きでは、必然的にグリップがヘッドより前(左)にある状態でインパクトする筈です」(脇は締めない(06-03-20))と書いてあります。
これは伝統的なグリップの生んだ誤解で、「左脚でバック、右脚でヒット:詳論(07-11-11)」の動きでは、このインパクトの腕の動きにはなりません。このブログでは長々と同じような議論を繰り返して来ましたが、これは、伝統的なグリップが生む、動きのイメージの固定観念から脱却するための闘いであったと見ることもできます。
実際にクラブを振るには、体の動きで肩と腕の「魔法の動き」を引き出し、これを通じてグリップを振る必要があります。これで始めて、望ましいインパクトの動きが実現します。この場合の要点は、左グリップがダウンをリードする方向に入る、「深いトップ」の動きです。これで「左脚でバック、右脚でヒット」が実現します。
「深いトップ」への動きでのリストの方向転換が確実でないと、打球の方向が決まりません。これが、急激なダウンを通じて直線的なインパクトを実現する、「大転換:体の右側で振り切ってインパクト」(07-11-04)の鍵になっているのです。次回は「核心打法」完成版を報告します。
前々回の「肩と腕の「魔法の動き」でグリップを押し出し続ける」(07-11-14)に見られるように、「マジック・グリップ」は、これを肩と腕の「魔法の動き」で引くと、グリップを押し出し続ける形の動きになります。この動きは、左手の親指を右手の平で握ってグリップを固め、これを軽く右に引き、そこからリストを左回り回して引き戻してみれば分かります。
この引き戻しの動きでは、リストの回転に伴い左手の背中が外側に反る形で緊張し、グリップを左に押し返す筈です。この時右手も同じように緊張してグリップを押します。ここで両腕をしっかり伸ばすように緊張させると、左グリップの背中でボールを押す形の動きが現れます。これが、肩と腕の「魔法の動き」が生む、インパクトの動きです。
これに対して、左手の親指を右手の平の代わりに指で握ると、伝統的なグリップの形になります。このグリップで同じように右に引き、リストを左回りに回して引き戻すと、左グリップが手の平側に巻き込まれ、左手の背中でグリップを引く形になります。この時は、左腕がグリップを引く体勢に入ります。これが従来強調されてきたインパクトの動きです。
この伝統型の動きでは、左腕が引きの動きに入るために、腕が縮んでヘッドを引き上げ、インパクトが不安定になります。極端な場合はボールの上をヘッドが走り、空振りになります。ところが、初期のブログには「ヘッドを水平に引く腕の動きでは、必然的にグリップがヘッドより前(左)にある状態でインパクトする筈です」(脇は締めない(06-03-20))と書いてあります。
これは伝統的なグリップの生んだ誤解で、「左脚でバック、右脚でヒット:詳論(07-11-11)」の動きでは、このインパクトの腕の動きにはなりません。このブログでは長々と同じような議論を繰り返して来ましたが、これは、伝統的なグリップが生む、動きのイメージの固定観念から脱却するための闘いであったと見ることもできます。
実際にクラブを振るには、体の動きで肩と腕の「魔法の動き」を引き出し、これを通じてグリップを振る必要があります。これで始めて、望ましいインパクトの動きが実現します。この場合の要点は、左グリップがダウンをリードする方向に入る、「深いトップ」の動きです。これで「左脚でバック、右脚でヒット」が実現します。
「深いトップ」への動きでのリストの方向転換が確実でないと、打球の方向が決まりません。これが、急激なダウンを通じて直線的なインパクトを実現する、「大転換:体の右側で振り切ってインパクト」(07-11-04)の鍵になっているのです。次回は「核心打法」完成版を報告します。