腕を振ってもクラブは振れない
「核心打法」の話は、これまでの議論でほぼ実用化が完成しましたから、これからはのんびり進みたいと思います。
かなり一般的なゴルファーの誤解は、腕を大きく振ればクラブが良く振れるという考え方だと思います。とくに若くて体の柔らかいゴルファーは、体が自由に動くこのでこの考えに引き込まれると思います。その結果腰を回して振ることになります。
両手の平を合わせて、これを限度一杯に大きく振ろうとしてみて下さい。柔軟体操をするように腰と上体を振り回して手を振る動きになります。この動きで手の平を一杯に右上方に振ると、左肩が前上方に引き上げられます。この形の動きは、日本で活躍する女子プロのスイングではかなり一般的のように見えます。これは右肩が上、左肩が下に引かれる「魔法の動き」の反対です。
活躍する女子プロの多くがこの「反魔法型」の動きで振るということは、「魔法の動き」に疑問を投げかけます。これは問題です。しかし、この大きく腕を振る動きではクラブは速く振れないのです。その理由はいろいろ説明できますが、まず反対の実例から見てみましょう。
最近のアメリカの女子プロで勝ちまくっているのは、今期7勝(07-10-14現在)を上げているオチョア(Lorena Ochoa)選手です。彼女のスイングの動画を見ると、バックの終期にしっかり右肩が上がります。ここから一気に急速なダウン、腰の正面が前向きに踏ん張る形でインパクトです。高い位置の右肩で腕を振り、体の右側で振り切ってインパクトという形になります。
欲目もあるかも知れませんが、脚の使い方にも「左脚でバック、右脚でヒット」(07-11-06)の雰囲気がよく現れています。今期7勝という統計的な証拠もあります。腰を回して振る動きを唯一の本物と考える必要はないのです。
ここで腰の回転で腕を大きく振り上げると、クラブを速く振る力が期待するほどは出ないという、大まかな理由を考えてみます。腕を大きく振り上げると、肩から腰の間の距離が大きくなります。この腕を引き下ろすと肩と腰の間隔が縮まります。これに対して、肩をバックの方向に押し上げる「上体を右に回す」背骨の動きでは、この間隔が伸びます。
腰の辺りから上腕前上部に繋がる広背筋は腕を振る主な筋ですが、これが伸びながら出す力の方が縮みながら出す力より大きいのです。「右脚でヒット」(07-11-06)は、これを効果的に利用する動きです。もちろん対応する左脚の動きもありますが、とにかく右脚で踏ん張り、肩を押し上げる動きでダウンすれば、一気にヒットで強力なインパクトの腕の引きが現れます。
直感と反対の動きが求める効果を生むわけですが、こうしてその理由(らしきもの)が分かれば、その正否を実験的に確かめることで、次第に合理的な動きに体が馴染みます。
かなり一般的なゴルファーの誤解は、腕を大きく振ればクラブが良く振れるという考え方だと思います。とくに若くて体の柔らかいゴルファーは、体が自由に動くこのでこの考えに引き込まれると思います。その結果腰を回して振ることになります。
両手の平を合わせて、これを限度一杯に大きく振ろうとしてみて下さい。柔軟体操をするように腰と上体を振り回して手を振る動きになります。この動きで手の平を一杯に右上方に振ると、左肩が前上方に引き上げられます。この形の動きは、日本で活躍する女子プロのスイングではかなり一般的のように見えます。これは右肩が上、左肩が下に引かれる「魔法の動き」の反対です。
活躍する女子プロの多くがこの「反魔法型」の動きで振るということは、「魔法の動き」に疑問を投げかけます。これは問題です。しかし、この大きく腕を振る動きではクラブは速く振れないのです。その理由はいろいろ説明できますが、まず反対の実例から見てみましょう。
最近のアメリカの女子プロで勝ちまくっているのは、今期7勝(07-10-14現在)を上げているオチョア(Lorena Ochoa)選手です。彼女のスイングの動画を見ると、バックの終期にしっかり右肩が上がります。ここから一気に急速なダウン、腰の正面が前向きに踏ん張る形でインパクトです。高い位置の右肩で腕を振り、体の右側で振り切ってインパクトという形になります。
欲目もあるかも知れませんが、脚の使い方にも「左脚でバック、右脚でヒット」(07-11-06)の雰囲気がよく現れています。今期7勝という統計的な証拠もあります。腰を回して振る動きを唯一の本物と考える必要はないのです。
ここで腰の回転で腕を大きく振り上げると、クラブを速く振る力が期待するほどは出ないという、大まかな理由を考えてみます。腕を大きく振り上げると、肩から腰の間の距離が大きくなります。この腕を引き下ろすと肩と腰の間隔が縮まります。これに対して、肩をバックの方向に押し上げる「上体を右に回す」背骨の動きでは、この間隔が伸びます。
腰の辺りから上腕前上部に繋がる広背筋は腕を振る主な筋ですが、これが伸びながら出す力の方が縮みながら出す力より大きいのです。「右脚でヒット」(07-11-06)は、これを効果的に利用する動きです。もちろん対応する左脚の動きもありますが、とにかく右脚で踏ん張り、肩を押し上げる動きでダウンすれば、一気にヒットで強力なインパクトの腕の引きが現れます。
直感と反対の動きが求める効果を生むわけですが、こうしてその理由(らしきもの)が分かれば、その正否を実験的に確かめることで、次第に合理的な動きに体が馴染みます。