オーバーハンド・スローの球速は大
今回は、足腰背骨の「上体を右に回す」動きで、どのように腕を振るのか大要を明らかにします。ベン・ホーガンの「モダン・ゴルフ」では、インパクト圏での右腕の使い方について、野球の動きで言えば、なかばサイドアーム・スロー、なかばアンダーハンド・スローの形で、右肘は右腰に極めて近く保たれ、これが腕をリードすると図入りで説明しています。
ところが「核心打法」では、右腕は上腕の内旋によりバックで外側から上に上がり、ダウンでは上腕内旋と共に上から下に向けて伸ばされます。これは野球のオーバーハンド・スローの腕の動きに似た動きになります。球速が求められる野球では、現在はオーバーハンド・スローが支配的です。プロ野球の試合の球速表示を見ても、横投げでは歴然とスピードが落ちます。
以前のゴルフの世界では、この上から投げる腕の動きで振る動作をオーバー・ザ・トップの動きと呼んで排斥していました。トム・カイトのコーチとして知られる、著名なゴルフ教師ハーヴェイ・ペニックも、彼のLittle Red Bookで、これを「トップから叩く」(Hitting From the Top)と呼び、悪い動きとしてその矯正法を議論しています。
この動きではダウンでヘッドが外側からボールに近づく、いわゆるアウトサイドインの軌道になると見なされているわけです。しかし、多くのゴルファーがこの動きをしたということは、腕の動きとして自然なものがあることを示します。これを認めずにその矯正法だけが議論されたのは、スイングについての先入観念の産物でしょう。
ヘッドがアウトサイドからボールに近づくのが望ましくなければ、上体を右に回して右肩を後ろに押し込めば、この問題は解決します。体の動きを固定観念で固め、これに合うように腕を使うという、主客転倒の考え方がゴルフの教えで支配的な地位を占めていたわけです。
力を出しやすく、方向性の確保も容易な右腕の動きを押さえ、力の出ない形の右腕を体の横の動きで引っ張り、左腕の動きで引き出して打つというのは、どう見ても無意味なことです。現在の多くのトップクラスのプロの動きでは、右腕がインパクトまで体側に近くある動きは見られません。右肘が体側から離れて右腕が伸びる形で打っています。
ペニックの本では、運動能力のある人がアウトサイドイン型のスイングで上手くやって行けるとしても、普通の人々にとってはこれが壊滅的なものであることに変わりはないとしています。しかし、右肩を落として打つ古い打法に対して、新しい打法では右肩を引き上げて打つと考えれば、問題はなくなります。
このブログでの話は、肩と腕の「魔法の動き」を手懸かりに、スイングの動きの完全解明を目指して来ました。長い道のりを経て、両足の「螺旋」の動きに支えられる「上体を右に回す」脚腰背骨の動きで腕を振る、「核心打法」に到達しました。これで新旧の打法の構造の違いが明確になったのです。今やこの新しい打法を積極的に活用し、そのパワーを満喫する時なのです。
ところが「核心打法」では、右腕は上腕の内旋によりバックで外側から上に上がり、ダウンでは上腕内旋と共に上から下に向けて伸ばされます。これは野球のオーバーハンド・スローの腕の動きに似た動きになります。球速が求められる野球では、現在はオーバーハンド・スローが支配的です。プロ野球の試合の球速表示を見ても、横投げでは歴然とスピードが落ちます。
以前のゴルフの世界では、この上から投げる腕の動きで振る動作をオーバー・ザ・トップの動きと呼んで排斥していました。トム・カイトのコーチとして知られる、著名なゴルフ教師ハーヴェイ・ペニックも、彼のLittle Red Bookで、これを「トップから叩く」(Hitting From the Top)と呼び、悪い動きとしてその矯正法を議論しています。
この動きではダウンでヘッドが外側からボールに近づく、いわゆるアウトサイドインの軌道になると見なされているわけです。しかし、多くのゴルファーがこの動きをしたということは、腕の動きとして自然なものがあることを示します。これを認めずにその矯正法だけが議論されたのは、スイングについての先入観念の産物でしょう。
ヘッドがアウトサイドからボールに近づくのが望ましくなければ、上体を右に回して右肩を後ろに押し込めば、この問題は解決します。体の動きを固定観念で固め、これに合うように腕を使うという、主客転倒の考え方がゴルフの教えで支配的な地位を占めていたわけです。
力を出しやすく、方向性の確保も容易な右腕の動きを押さえ、力の出ない形の右腕を体の横の動きで引っ張り、左腕の動きで引き出して打つというのは、どう見ても無意味なことです。現在の多くのトップクラスのプロの動きでは、右腕がインパクトまで体側に近くある動きは見られません。右肘が体側から離れて右腕が伸びる形で打っています。
ペニックの本では、運動能力のある人がアウトサイドイン型のスイングで上手くやって行けるとしても、普通の人々にとってはこれが壊滅的なものであることに変わりはないとしています。しかし、右肩を落として打つ古い打法に対して、新しい打法では右肩を引き上げて打つと考えれば、問題はなくなります。
このブログでの話は、肩と腕の「魔法の動き」を手懸かりに、スイングの動きの完全解明を目指して来ました。長い道のりを経て、両足の「螺旋」の動きに支えられる「上体を右に回す」脚腰背骨の動きで腕を振る、「核心打法」に到達しました。これで新旧の打法の構造の違いが明確になったのです。今やこの新しい打法を積極的に活用し、そのパワーを満喫する時なのです。