モダン・ゴルフの動きの仕組み
最近の世界的なプロゴルファーのスイングには、まさしく現代打法と呼ばれるにふさわしい動きの特徴があります。これは体の不要な動きを最大限に切り落として強力なスイングを実現するというものです。このような動きの特徴を知るには、ヒッコリー・シャフトからスチール・シャフトへの変化に対応して発生した、近代(現代に近い)打法への転換が参考になります。
この転換を最初に実現したバイロン・ネルソンの話は前に紹介しました(07-10-15)。同じ年に生まれたゴルファー、ベン・ホーガンは、その著書「モダン・ゴルフ」で著名です。しかし二人の打法は明瞭に異なります。いわゆるアップライトとフラットなスイングの違いす。
ネルソンの著書SHAPE YOUR SWING THE MODERN WAYによれば、体の周りに腕を振り回すキャディー・スイングから、モダン打法への転換に際し、バックスイングに逐次二つの重要な動きを入れています。最初はフェースを開かなくするアップライトな引き上げの動きです。次は、脚の動きによるストレートな引きの動きです。
これは、左腕を横に、右腕を縦に動かすという「革命的イメージ」、すなわち「核心イメージ」(07-09-21)の形の動きを生み、肩と腕の「魔法の動き」が現れる筈です。インターネット上のネルソンの動画でも、トップで腰が踏ん張り「上体を右に回す」動きが現れます。しかし、右に真っ直ぐ引く脚(左)の動きは、「核心打法」にはない動きです。
これに対して、ホーガンの手、腕、肩、腰の順の動きでスタ-トするバックは、フラットな動きになり、グリップは「反魔法」の動きを現します。このバックでは、腰の回転を含む右への移動がネルソンの場合以上に大きくなります。この動きで腕とグリップが固まらないことは既に指摘してあります(スイングで一番難しいスタートの動き:再論(07-10-17)。
そこでホーガンが、苦心の結果到達したのは、一定の面(スイング面)に沿ってバックすれば、クラブがバックスイング中一定のスロット(溝)を走り、バックスイング面のトップで毎回確実に溝の最終点を打つ、というイメージです。これで「反魔法型」のバックが完成します。この深いトップへの動きで、腰が踏ん張って「上体を右に回す」背骨の動きが現れます。
ここからのダウンで腕を振ると、上半身が回って古いキャディ-・スイング型の動きになります。そこでホーガンは、下半身の左への回転的引き戻しでのダウンを重視しています。これでインパクトの一瞬「上体を右に回す」動きが現れ、「反魔法型」の動きで固めた腕をスクエアの位置に戻します。
これで左前腕の回外が発生します。これによるフェースの急激な回転を防ぐには、左グリップを従来のストロングからスクエアに変える必要があります。これがホーガンのグリップを決めています。
この転換を最初に実現したバイロン・ネルソンの話は前に紹介しました(07-10-15)。同じ年に生まれたゴルファー、ベン・ホーガンは、その著書「モダン・ゴルフ」で著名です。しかし二人の打法は明瞭に異なります。いわゆるアップライトとフラットなスイングの違いす。
ネルソンの著書SHAPE YOUR SWING THE MODERN WAYによれば、体の周りに腕を振り回すキャディー・スイングから、モダン打法への転換に際し、バックスイングに逐次二つの重要な動きを入れています。最初はフェースを開かなくするアップライトな引き上げの動きです。次は、脚の動きによるストレートな引きの動きです。
これは、左腕を横に、右腕を縦に動かすという「革命的イメージ」、すなわち「核心イメージ」(07-09-21)の形の動きを生み、肩と腕の「魔法の動き」が現れる筈です。インターネット上のネルソンの動画でも、トップで腰が踏ん張り「上体を右に回す」動きが現れます。しかし、右に真っ直ぐ引く脚(左)の動きは、「核心打法」にはない動きです。
これに対して、ホーガンの手、腕、肩、腰の順の動きでスタ-トするバックは、フラットな動きになり、グリップは「反魔法」の動きを現します。このバックでは、腰の回転を含む右への移動がネルソンの場合以上に大きくなります。この動きで腕とグリップが固まらないことは既に指摘してあります(スイングで一番難しいスタートの動き:再論(07-10-17)。
そこでホーガンが、苦心の結果到達したのは、一定の面(スイング面)に沿ってバックすれば、クラブがバックスイング中一定のスロット(溝)を走り、バックスイング面のトップで毎回確実に溝の最終点を打つ、というイメージです。これで「反魔法型」のバックが完成します。この深いトップへの動きで、腰が踏ん張って「上体を右に回す」背骨の動きが現れます。
ここからのダウンで腕を振ると、上半身が回って古いキャディ-・スイング型の動きになります。そこでホーガンは、下半身の左への回転的引き戻しでのダウンを重視しています。これでインパクトの一瞬「上体を右に回す」動きが現れ、「反魔法型」の動きで固めた腕をスクエアの位置に戻します。
これで左前腕の回外が発生します。これによるフェースの急激な回転を防ぐには、左グリップを従来のストロングからスクエアに変える必要があります。これがホーガンのグリップを決めています。