グリップの確認
前回(07-10-19)の話の内容の再確認に進む前に、今回はあらためてグリップの確認を試みます。普通のゴルフの本では、グリップと言えば、オーバーラッピング・グリップ(バードン・グリップ)、インターロッキング・グリップ、ベースボール・グリップが基本の形として示されます。更に手の平の握り方で、ストロング、ノーマル、ウィークなどと区別されます。
オーバーラッピング・グリップを有名にしたのは、クラシックな打法の名手ハリー・バードンです。もちろん当時は体の回転で腕を振る打法の時代です。彼のグリップを見ると、左手の平がシャフトの真上に来るような、強烈なストロング・グリップです(Harry Vardon THE COMPLETE GOLFER 1905 Reprint by Golf Digest Inc. 1984)。
彼のスイングの写真は典型的な「反魔法型」の動きで、これは駄目という例の写真が「魔法型」の特徴を示しています。彼の打法を古典打法と呼ぶことにすれば、古典から現代に至る迄にすべてが反転したのではないかという感じがします。そうとなれば、手の平をシャフトの上に置いたグリップから、手の平をシャフトの下に置くグリップに変わる筈です。
実際に「マジック・グリップ」は、この形になっています(ザ・マジック・グリップ:「魔法のグリップ」07-09-20))。これはかなりの「暴論」のように見えますが、試してみると確かにこの見方が成り立ちます。このグリップと背骨の動きの関係については以前にも書いてありますが(背骨の動きの作り方(07-09-22))、あらためて前回の話に繋げて確認をしてみます。
7番アイアンを左腕一本で振ってみます。左手の平をシャフトの上から握る形のストロング・グリップで握り、軽く右に引いた所からボールを打つ動きを作ると、左肩が後ろに引かれグリップの背中が緊張してヘッドを引き抜きます。腕で打つ動きです。人差し指に力が入ると、肩との繋がりが弱まりフェースが回ります。これには注意が必要です。
次ぎに左手の平をシャフトの下に回す感じに左手の平で握り(「マジック・グリップ」の形です)、軽く右に引いた所からボールを通して引き抜く動きを作ってみます。この時は左脚から肩に掛けて緊張し、肩が固まってクラブが引き抜かれます。この動きで右肩が後ろに引かれるように動きます。「上体を右に回す」動きが現れているのです。
右手でも同じような実験ができます。右手の平を内側に巻き込むようにして手の平で握れば「マジック・グリップ」の形になります。この握り方で振ってみると、右肩が後ろに引かれて固まり、両足が踏ん張って腕が振られます。右手の指で握る形にすると、軽く腰が回り、右肩が前に引き出される動きで腕が振られます。
これらの動きで実際に小さくボールを打ってみて下さい。脚に繋がる「マジック・グリップ」の方がしっかりした当たりが出る筈です。グリップの影響は十分検討する必要があります。
オーバーラッピング・グリップを有名にしたのは、クラシックな打法の名手ハリー・バードンです。もちろん当時は体の回転で腕を振る打法の時代です。彼のグリップを見ると、左手の平がシャフトの真上に来るような、強烈なストロング・グリップです(Harry Vardon THE COMPLETE GOLFER 1905 Reprint by Golf Digest Inc. 1984)。
彼のスイングの写真は典型的な「反魔法型」の動きで、これは駄目という例の写真が「魔法型」の特徴を示しています。彼の打法を古典打法と呼ぶことにすれば、古典から現代に至る迄にすべてが反転したのではないかという感じがします。そうとなれば、手の平をシャフトの上に置いたグリップから、手の平をシャフトの下に置くグリップに変わる筈です。
実際に「マジック・グリップ」は、この形になっています(ザ・マジック・グリップ:「魔法のグリップ」07-09-20))。これはかなりの「暴論」のように見えますが、試してみると確かにこの見方が成り立ちます。このグリップと背骨の動きの関係については以前にも書いてありますが(背骨の動きの作り方(07-09-22))、あらためて前回の話に繋げて確認をしてみます。
7番アイアンを左腕一本で振ってみます。左手の平をシャフトの上から握る形のストロング・グリップで握り、軽く右に引いた所からボールを打つ動きを作ると、左肩が後ろに引かれグリップの背中が緊張してヘッドを引き抜きます。腕で打つ動きです。人差し指に力が入ると、肩との繋がりが弱まりフェースが回ります。これには注意が必要です。
次ぎに左手の平をシャフトの下に回す感じに左手の平で握り(「マジック・グリップ」の形です)、軽く右に引いた所からボールを通して引き抜く動きを作ってみます。この時は左脚から肩に掛けて緊張し、肩が固まってクラブが引き抜かれます。この動きで右肩が後ろに引かれるように動きます。「上体を右に回す」動きが現れているのです。
右手でも同じような実験ができます。右手の平を内側に巻き込むようにして手の平で握れば「マジック・グリップ」の形になります。この握り方で振ってみると、右肩が後ろに引かれて固まり、両足が踏ん張って腕が振られます。右手の指で握る形にすると、軽く腰が回り、右肩が前に引き出される動きで腕が振られます。
これらの動きで実際に小さくボールを打ってみて下さい。脚に繋がる「マジック・グリップ」の方がしっかりした当たりが出る筈です。グリップの影響は十分検討する必要があります。