決定打3:足の「螺旋」はグリップ・エンドを体に引きつける | ゴルフ直線打法

決定打3:足の「螺旋」はグリップ・エンドを体に引きつける

足の「螺旋」の動きの最初の著しい実験的な成功は、この動きを背骨の動きに繋ぐことで得られました(「魔法のグリップ」でドライバーを振る(07-09-21))。この結果の検討から、「深いトップ」への動きで引き締まった肩と腕の体勢のまま、一気に左の上に向けてクラブを振り抜くイメージに導かれたのです(決定打2:「螺旋」の動きでクラブを押し上げる!(07-10-08))。

一貫して肩と腕の「魔法の動き」を継続する「核心打法」のこれまでの議論では、ダウンでグリップが右脇前に引き下ろされ、更に両腕を引き伸ばす動きが現れて、インパクト圏の振り抜きの動きを実現するとされて来ました。この見方では、腕が伸びたままでインパクト圏の振り抜きが実現するというイメージに導かれる危険があります。

実際には、両脚の脛を左回りに回す足の「螺旋」の動きが左回りに回る前腕の動きを生み、これに対応する手の「螺旋」の動きは、グリップを強力に手前に引き込みます。この動きの内容は、左手の親指を右手の平で握ってグリップの形を作り、足の「螺旋」の動きを試せばすぐに確認できます。

インパクト圏を、両脚の脛を左回りに回す足の「螺旋」の動きで振り抜けば、このグリップの動きが現れて、クラブを強力に引き込みながら左へ引き抜く動きが現れることが、これで確認できます。もちろん左膝は一貫して内側に引かれて踏ん張る必要があります。

このグリップの動きの微妙な点は、両腕が伸びながらグリップ・エンドを手前に引き込む動きが現れることです。この動きも、実際に動きを試すことで確認できます。これによって腕を振る広背筋が引き伸ばされながら、グリップを強力に左へ引き、これが「核心打法」のインパクトのパワーを生むわけです。

しっかり固まった腕がインパクト圏で強力にクラブを直線的に引くという、スイングの最重要の動きを、足の「螺旋」の動きを通じて実現する仕組みがこれでほぼ完全に捉えられたわけです。足の「螺旋」の動きを基礎にしてスイングの作り方を検討すると、様々なスイングの形と「螺旋」の動きの崩れとの対応が明らかになります。次回にこの点を議論します。