脚腰の「魔法の動き」が足の「螺旋」を生む | ゴルフ直線打法

脚腰の「魔法の動き」が足の「螺旋」を生む

立って肩と腕の「魔法の動き」を試すと、脚腰に対応する動きが現れます。これが脚腰の「魔法の動き」です。この時注意すべき点は、両膝の向きです。両膝を左に引いて固定した状態で、右あるいは左の肩と腕の「魔法の動き」を試すと、腕が右に引かれます。次ぎに、両膝を右に引いて固定し、肩と腕の「魔法の動き」を試すと、腕が左に引かれます。

このように、肩と腕の「魔法の動き」と脚腰の「魔法の動き」を繋ぐ体の動きは、膝の形(体勢)によって、腕を右に引いたり左に引いたりするのです。しかし肩と腕の「魔法の動き」に対応して発生する脚腰の動きは、一貫して右脚を内側に回し、左脚を外側に回します。これは実験してみればすぐ確認できます。

ところで、肩と腕の「魔法の動き」では、左右の手の後ろ三本指が、手の平に向けて巻き込まれます。これがクラブに腕の動きを繋げるグリップ(手の握り)の動きです。これに対応する足の動きが「螺旋」の動きで、これが脚の動きを地球に繋ぐわけです。手の握りの動きに対して、足の「螺旋」の動きは足先を内側に巻き込むように働きます。

こうして「螺旋」の動きは、左右共に踵を軸に足先を内側に巻き込むように働きます。しかし、これを動かす脚(上腿と下腿)の「魔法の動き」は、一貫して右は内側回り、左は外側回りになります。これが肩と腕の「魔法の動き」に対応する動きです。

かくして、「両下腿(脛)を左回りに回す動きで「螺旋」の動きを実現する」という、前回(07-10-03)の話は、肩と腕の「魔法の動き」に対応する脚腰の「魔法の動き」を利用して、地球に直結する安定な動きでバックをスタートする方法を与えるのです。

「深いトップ」への引き込みの動きでは両膝が右に引かれ、バックで右に引かれていた腕を左に向けて振る準備態勢が出来上がります。これにより、肩と腕の「魔法の動き」による一気のダウンへからインパクトの振り抜きに向けて、腕の振りに入ることができるわけです。

両膝の体勢の変化で腕の引かれる方向が変わるのは、これによって両足の地面を左右に押す方向が転換するからです。バックでは左に押し、ダウンでは右に押し、これに対する地球の反作用が腕を右に振り、左に振ると考えれば、「空の下、すべての物には理由がある」という感じで納得できます。