背骨の動きの作り方 | ゴルフ直線打法

背骨の動きの作り方

「魔法のグリップ」を背骨の動きで振れば一気に「核心打法」が実現すると言われても、この背骨の動きがどんなものかは体感してみるまで分かりません。そこで簡単にこの動きの特徴を体感する方法を考えます。

「核心打法」の動きをベッドの上で確認する方法は、既に「「核心打法」を実現する体の動きの作り方」(07-09-19)で検討してあります。そこでは、足の「螺旋」の動きとの繋がりを重視して動きの確認をしています。これに対し、背骨の動きで「核心打法」を実現する場合には、脚腰の動きは背骨の動きと一体化して現れます。

このことから、「魔法のグリップ」を確実に保持して動きを検討すれば、背骨の動きだけに注意してスイングのグリップの動きを作ってみればよいことになります。そこでベッドに天井を向いて横たわり、左手の親指を右手の平で握り、両手の小指を締めてグリップを固め、背骨の動きの意識でスイングの動きを実行してみます。

この実験では、まず腰回りの緊張でグリップを右方向に引くと、次第に上に向かって引かれます。この動きを限度一杯に実行すると、やがて背中が右に引かれるようにして肩の動きが加わり、「深いトップ」への動きが現れます。ここで更に腰回りの緊張を強めると、背中が右に引かれる動きが強まりながらグリップが引き下ろされ、引き続き両腕が伸びて振り抜きの動きが現れます。

この動きの特徴は、グリップが一貫して一つの斜めの平面上を引き上げられ、引き下ろされるという感覚の動きになることです。バックとダウンで異なる平面上を動くのではなく、腕とグリップの仕組みが、平面的な動きで極限まで引き上げられ、引き下ろされ、振り抜かれるのです。この動きを背骨の動きで生み出すのです。

腕の「魔法の動き」が「マジック・グリップ」(「魔法のグリップ」)を固めて肘の固定を実現し、この一体化した腕を背骨の動きが生む肩の動きで引くわけです。こうして腕だけの動きが限度一杯排除され、背骨の動きに現れる体の動きでグリップが引かれることになります。これがグリップの平面的な動きの感覚を生み出すものと思われます。

「マジック・グリップ」は腕の「魔法の動き」が生み出す動きであり、これがクラブと背骨の動きを繋ぐことになります。このグリップの特徴は、腕の「魔法の動き」で、右拳(こぶし)を前に押し、左拳を左に引く強い動きを生み出すことです。その重要性が今回の実験で明確になったわけです。こうなると、他のグリップの特性も検討しておく必要が感じられます。