左脚の外側回り;膝が要(かなめ) | ゴルフ直線打法

左脚の外側回り;膝が要(かなめ)

最近の「足の「螺旋」の要(かなめ)の働き」(07-09-04)という話に続く「左脚は外側(左回り)に回る」(07-09-05)で、左脚の特徴的な動きが明瞭になり、そこでは「バックのスタートで左脚が外側に回る動きは、膝を外側に引く」ことが指摘されています。

この話についてこれはスウェイを妨げる動きだと捉えた人がいます。これは有効な見方です。左脚の外側回りの動きで踏ん張らないと、バックのスタートで簡単に腰が右に回ってしまうのです。

しかしバックスイングの動きが継続すると、踏ん張りながらも左膝は右に引かれます。特に「深いトップ」に入れる動きでは、左膝が右前方向に引き出されます。この時左膝を含めて左脚の緊張は極度に高まります。当然これに続くダウンの動きでは、緊張した左脚が左膝を軸にして左脚の外側回りの動きに入ります。

この動きで強く地球に働き掛けるには、左足の「螺旋」が内側回りに踏ん張る必要があります。これができると、前に引き出されている左膝を支点として、左脚の外側回りの動きがダウンのパワー源として働きます。こうして、バックのスタートからダウンスイングの実行まで、左脚の外側回りの動きがスイングを支配し、左膝がその要になるという見方が成立します。

右脚、左脚と体重移動をする、というような見方と比べると、左脚の外側回りの動きをスイングの主な動きと捉えて動きを作ることが、如何に単純で力強いものかが分かります。これは簡単な動きですから、実験すればすぐにその効果が確認できます。

これまでたびたび触れた、第一次世界大戦で右下腿を失ったアーネスト・ジョーンズが、復帰後最初のラウンドを38、45のスコアで回ったという話も、左脚一本の動きの重要性を示すものと考えられます。