左脚は外側(左回り)に回る | ゴルフ直線打法

左脚は外側(左回り)に回る

前回(07-09-04)には、スイングの動きの要(かなめ)としての足の「螺旋」の動きについて書きました。ここで、バックスイングで左脚は右回りに動くか、左回りに動くかという、基本的な疑問が発生します。何故これが疑問とされるのかを見てみましょう。

足の「螺旋」の動きは、踵を軸に足先を内側に回す動きです。左足先が内側に回るとなれば、これを回す左脚は内側回り、すなわち右回りになるものと予想されます。ところが「核心打法」では左脚は左回りに回るのです。

これはおかしいと思う人は、アドレスの構えで、右腕を内側に回す「魔法の動き」をゆっくり実行しながら左脚の動きを観察して下さい。たしかに、左脚が膝を左に引くように外向きに回る動きが現れます。しかもこの時、この動きに逆らうように左足先は内側に引かれます。何とも複雑な動きですがこれが実態です。右腕の代わりに左腕を外側に回しても同じ動きが観察されます。

この左脚の動きに比べると、バックスイングで右脚が内側に回る動きは、右足先が内側に回る「螺旋」の動きと対応して自然に理解できます。腕の「魔法の動き」を実行してみれば確認できます。バックのスタートで左脚が外側に回る動きは、膝を外側に引きます。この時踵に力が入ると膝が内側に引き込まれるために、足先の踏ん張りでこの動きに対抗する必要があります。

肩と腕の「魔法の動き」は一貫して同じ方向に回るために、両脚の動きの方向もスタ-トからインパクトまで左回りで一貫することになります。バックの最終期の「深いトップ」への動きで踵に力が入って肩の「魔法の動き」が現れ、ダウンの終期でも踵に力が入って肩の「魔法の動き」が現れてインパクトの振り抜きが実行されることは、前回に議論した通りです。

この左右の脚が左回りに回るように踏ん張る脚腰の動きがあると、この動きに対する地球の反作用は上体を右に回すように働く筈です。これがこれまで繰り返し指摘して来た「上体が右に回る」動きです。ダウンスイングではこの動きの働きが重要で、この動きが現れると、最後に腕が引き伸ばされる動きでクラブが振られます。

ダウンではクラブを引き下ろす必要があり、このためにダウンスイングの「螺旋」の動きには、地面を押し下げる動きが必要です。