腕が引かれるイメージで振る | ゴルフ直線打法

腕が引かれるイメージで振る

これまでの「核心打法」実用化の試みは、「腕で上げ、脚で引き下ろす」という見方を生み(「真髄イメージ」(07-06-06))、その具体化のために様々な試みが進められて来ました(「反射的な「螺旋」の動き」(07-06-24)、「背骨の動きは作らない」(07-08-07)など)。

ここで基本となるのは、体の動きを地球に繋ぐ、脚の「螺旋」の動きに対する地球の反作用が、体を通じてクラブ・ヘッドの動きを生むという事実です。体を安定に保ってこの動きを実現する仕組みは体の中に組み込まれていますが、これは直接見ること出来ません。

このために、実際のスイングでは、「足の「螺旋」の動きに対応するクラブの動きが腕を引っ張って行く」という感覚になります。腕がクラブを引くのではなく、クラブが腕を引くというのは一見奇妙な感じがしますが、腕の力で直接クラブを振るのではなく、体の動きが足を通じて地球に働きかけ、その結果としてクラブが走るために、腕の感覚で見るとこのようになるわけです。

この見方に慣れると、クラブが上手く腕を引いて走るように、体の動きを作ればよいことが分かります。腕で強引にクラブを振り回すのではなく、腕を引っ張るようなクラブの動きが現れるように体全体の動きを作ればよいのです。

このような体の動きは、クラブの流れるような動きを追求すれば、ごく自然に実現できます。ただしそれには、これまでに検討した「魔法の動き」を有効に利用するスイングの動きに体が慣れている必要があります。

今回の話は、以前に検討した、足の「螺旋」の動きとヘッドの動きとの繋がりだけに意識を集中して振るという動作を(「「螺旋」とクラブ・ヘッドを繋いで振る」(07-08-08))、体の安定保持とクラブを振る動きに関わる筋群の働きにより直接的に関係する、腕の引かれる感覚に繋げることによって、更に具体化したものです。

これで、重いクラブを振る場合でも力不足を感じることもなく、一貫して腕が伸び伸びと引かれるイメージでクラブを強力に振り抜くことができるようになります。