「魔法型」の左サイドの動きを確認 | ゴルフ直線打法

「魔法型」の左サイドの動きを確認

前回の(「魔法型」は完全スクエア打法(07-07-18))右腕に注目した「魔法型」の動きの確認法は、左腕を振る体の左サイドの動きの確認にも利用できます。

この場合、「魔法の動き」は、左腕は左右、右腕は上下という、「革命的イメージ」の実現を目指したものであることを考え、右グリップの上下の動きの完全な実行で、逐次バック、トップ、深いトップ、ダウン、インパクトの動きを作ります。

この右腕の動きの完全実行に伴い、対応する左腕の動きが現れるものと考えれば、左腕を完全に脱力したまま右腕の動きを実行することで、左腕を振る体の左サイドの動きが確認できると予想されます。

実際にこの動きを実行してみると、左腕が一貫して外側に回り、左手の平内側が上を向くように腕を左に引く左腕のインパクトの動きが自然に現れます。一貫する右手の上下の動きで、インパクトでも右手首は背側に反る動きを保って左へ引かれます。この左右の手の動きが固いグリップを確保し、方向性の良いインパクトを実現するわけです。

左は左右、右は上下の動きで一貫しながら、直線的なインパクトが実現するところが、「魔法型」のスイングの妙味です。

ここで、以前にも何回か紹介した、右腕使いの名手戸田藤一郎プロのパンチショットの話が思い出されます(杉山悟 プロの極意 名手直伝 白馬出版 1987年 106-8頁)。そこには、左手を残したまま右手を上げ、戻してきた右手で左手を叩くという動きの説明があります。今回の「魔法型」の左サイドの動きの確認で、この動きの内容が具体的になったわけです。

ボクシングのパンチの要領で打つパンチショットを考案した時に、戸田プロのドライバーの飛距離が従来打法での200ヤードから300ヤードに伸び、米国遠征時にドラコン2位に入ったと書かれています(浜伸吾編著 ゴルフ日本のテクニック ベースボール・マガジン社 1986年 47頁)。これもまた「魔法型」スイングの有利性を示す証言と言えるでしょう。