「あうん」の呼吸 | ゴルフ直線打法

「あうん」の呼吸

左右の脚と腕の動きが交叉して繋がる「交叉連結」と、平行に繋がる「平行連結」との違いについてこれまで見て来ました。実はこの繋がりの違いは呼吸にも影響するのです。

左手でクラブを握ってヘッドを机の脚に当て、真っ直ぐ左へ引くと、左グリップから右足先に繋がる「交叉連結」が現れます。この時、臍の上辺りが縦に緊張するのが感じられます。この時、「う」と発音すると、緊張が強まります。

ここで「あ」と発音すると、腹の力が抜けて腰が左に回り、「平行連結」の動きになって左腕がヘッドを左に引く力が消えます。

「あ」も「う」も息を吐いて発音しますが、腹の動きが違います。両腕をぶら下げた状態で、「あー」と息を吐くと背中が丸まりますが、「うー」の場合は背中が反ります。「あ」の場合は普通の呼気になり、「う」の場合は腹に力が入る腹式呼吸型の呼気になります。「あうん(阿吽)」の違いです。

ダウンスイングでは、「魔法型」「反魔法型」のいずれでも息を吐きながら振りますが、「交叉連結」では、脚と肩を交叉して繋ぐ背中の筋群の緊張に拮抗する動きで腹に力が入り、「うー」型の呼気になるものと考えられます。「交叉連結」の「魔法型」では、バックもダウンも腹が緊張し、「平行連結」の「反魔法型」では、腹は緊張しない呼吸になるように見えます。

日頃気が付かない微妙な動きの違いですが、呼吸法は健康維持にも関係があるようですから、検討してみる価値があると思います。