腕と脚の平行連結(「反魔法型」)
左右の腕で安定にクラブを振るには、左右と上下の二方向で安定なグリップの動きが必要です。これはヘッドをインパクトに向けて引き戻す動きを考えれば明らかです。たとえば、左腕が真っ直ぐ左にヘッドを引いても、右腕が前後に不安定に動けばインパクトは安定しません。
「魔法の動き」では、左腕が左右、右腕が上下の動きを受け持ちます。したがって、「反魔法の動き」では、左腕が上下、右腕が左右の動きを受け持つと予想されます。
実際に右腕を右の遠くに振り、そこから引き戻せば、右腕の左右の動きが現れます。この右腕の動きに左手を繋いで引くと、左腕が体の前で引き上げられる動きが現れ、右腕を引き戻せば左腕が引き下ろされます。これで、右腕が左右、左腕が上下という、「反魔法の動き」の仕組みが確認できます。
この動きの面白い点は、アドレスの位置で両手をグリップの形に繋ぎ、右から上に振ってから引き戻すと、インパクトのところでもとの両腕の体勢に戻り、フェースがボールに直面する形になることです。これが「左の壁」の原型で、捻れの多いヒッコリーのシャフトの付いたクラブ(バックでフェースが開く)を振る時の動きです。
このことから、バックでフェースの開く傾向の強いクラブでゴルフを習うと、「反魔法型」が身に付くものと推測できます。この場合、アドレスでは左腕とフェースがまっすぐ繋がる、いわゆる逆K型に構え、インパクトでこの構えに戻すように振る筈です。実際に、ヒッコリー時代の名手、ハリー・バードンの写真にはこの構えが見られます(Harry Vardon, THE COMPLETE GOLFER, A Golf Digest Classic Book 1984)。
これと対照的に、現代のゴルファーの典型、タイガー・ウッヅのアドレスの場合は、左右の腕の形がほぼ対称的な、いわゆるY型の構えが見られます。「魔法型」の場合は、左腕を右に引き、右腕を上に引く動きでバックに入れるために、当然この構えになります
「反魔法型」では、右腕が右脚の上で大きく右に引かれ、これに引かれる左腕は体の左サイドと共に右に引かれます。これで脚と腕の「平行連結」が生まれ、樽の中で回る形のバックが出来上がります。これを引き戻してボールを打つと、インパクトでは左腕が後ろに引き込まれます。これが「腰を回す」動きを生むわけです。
どの型のスイングでも名手にはなれるでしょうが、現代風の特徴を備えたクラブを振るには「魔法型」の方が圧倒的に有利であると見るのが自然でしょう。
「魔法の動き」では、左腕が左右、右腕が上下の動きを受け持ちます。したがって、「反魔法の動き」では、左腕が上下、右腕が左右の動きを受け持つと予想されます。
実際に右腕を右の遠くに振り、そこから引き戻せば、右腕の左右の動きが現れます。この右腕の動きに左手を繋いで引くと、左腕が体の前で引き上げられる動きが現れ、右腕を引き戻せば左腕が引き下ろされます。これで、右腕が左右、左腕が上下という、「反魔法の動き」の仕組みが確認できます。
この動きの面白い点は、アドレスの位置で両手をグリップの形に繋ぎ、右から上に振ってから引き戻すと、インパクトのところでもとの両腕の体勢に戻り、フェースがボールに直面する形になることです。これが「左の壁」の原型で、捻れの多いヒッコリーのシャフトの付いたクラブ(バックでフェースが開く)を振る時の動きです。
このことから、バックでフェースの開く傾向の強いクラブでゴルフを習うと、「反魔法型」が身に付くものと推測できます。この場合、アドレスでは左腕とフェースがまっすぐ繋がる、いわゆる逆K型に構え、インパクトでこの構えに戻すように振る筈です。実際に、ヒッコリー時代の名手、ハリー・バードンの写真にはこの構えが見られます(Harry Vardon, THE COMPLETE GOLFER, A Golf Digest Classic Book 1984)。
これと対照的に、現代のゴルファーの典型、タイガー・ウッヅのアドレスの場合は、左右の腕の形がほぼ対称的な、いわゆるY型の構えが見られます。「魔法型」の場合は、左腕を右に引き、右腕を上に引く動きでバックに入れるために、当然この構えになります
「反魔法型」では、右腕が右脚の上で大きく右に引かれ、これに引かれる左腕は体の左サイドと共に右に引かれます。これで脚と腕の「平行連結」が生まれ、樽の中で回る形のバックが出来上がります。これを引き戻してボールを打つと、インパクトでは左腕が後ろに引き込まれます。これが「腰を回す」動きを生むわけです。
どの型のスイングでも名手にはなれるでしょうが、現代風の特徴を備えたクラブを振るには「魔法型」の方が圧倒的に有利であると見るのが自然でしょう。