AB型打法の限界
前回に触れた、肩を左右に振るA型の動きと、肩を背骨の回りに回すB型の動きの合成で振るAB型打法と(「スイング面の無限の多様性」(06-04-01))、腕で上げ、脚で引き下ろすという「真髄イメージ」との違いを検討してみます((「真髄イメージ」:腕で上げ、脚で引き下ろす(07-06-06))。
肩を左右に振るA型の動きでは、グリップの動きは体の前面に限られます。そこで、B型の動きでグリップを背中方向に引き込み、更にA型の動きを加えることで深いトップに入れます。この深いトップは「真髄イメージ」による深いトップにほぼ一致します。
A型の動きは、骨盤を縦の平面内で回す縦回転で作り出します。この動きは、両膝を内側に巻き込む両脚の動きが生み出します。バックではこれは作りやすい動きで、足には「螺旋」の動きが現れます。問題はダウンの動きですが、これは骨盤の左方向への引き戻しで実行します。
深いトップへの動きで固まった腕の仕組みを骨盤の動きで引き戻せば、バックで回転した肩がインパクト圏で引き戻され、ボールを強く打つ動きが現れると期待されます。この打法では、インパクト圏で胸の上部前面を目標線と平行に保つことを意識するだけで、実際に真っ直ぐボールが飛びます。
この打法のイメージは単純で、すぐに実行できます。ただし、バックで腰が右に回ると、この打法は成功しません。当時の練習場の仲間で、どうしてもこのスイングができない人がいました。バックのスタートでヘッドが右外側に引き出され、深いトップへの動きで腰が右に回るのです。これは両膝の内側への引き込み不足が原因です。
AB型の弱点はダウンの動きです。腰を真っ直ぐ左に引く意識にもかかわらず、右腰が前に出る回転が発生し(これはネルソンも認識していた動きです)、腕が体側に添って左前方に振り出されます。これに肩の巻き戻しで腕を体の周りに左後ろに向けて振る動きが加わり、クラブはインパクト圏で目標線に平行に直線的に振られます。
打球の方向性は確保されるのですが、グリップの引き下ろしが不十分で、ボールを打つ力が不足気味になります。ダウンで尻の先端を緊張させ、両膝を外側に引いて腰を固定させる動きがないためです。このAB型の欠点を直すには、踵で踏ん張る「螺旋」の動きでダウンに入り、これに続いて腕を振ればよいのです。これについては次回に書きます。
飛距離は十分あるけれども打球の方向が定まらない人は、イメージの捉えやすいAB型で方向性を確保すれば、スコアは十分稼げるかもしれません。試してみるとよいでしょう。
肩を左右に振るA型の動きでは、グリップの動きは体の前面に限られます。そこで、B型の動きでグリップを背中方向に引き込み、更にA型の動きを加えることで深いトップに入れます。この深いトップは「真髄イメージ」による深いトップにほぼ一致します。
A型の動きは、骨盤を縦の平面内で回す縦回転で作り出します。この動きは、両膝を内側に巻き込む両脚の動きが生み出します。バックではこれは作りやすい動きで、足には「螺旋」の動きが現れます。問題はダウンの動きですが、これは骨盤の左方向への引き戻しで実行します。
深いトップへの動きで固まった腕の仕組みを骨盤の動きで引き戻せば、バックで回転した肩がインパクト圏で引き戻され、ボールを強く打つ動きが現れると期待されます。この打法では、インパクト圏で胸の上部前面を目標線と平行に保つことを意識するだけで、実際に真っ直ぐボールが飛びます。
この打法のイメージは単純で、すぐに実行できます。ただし、バックで腰が右に回ると、この打法は成功しません。当時の練習場の仲間で、どうしてもこのスイングができない人がいました。バックのスタートでヘッドが右外側に引き出され、深いトップへの動きで腰が右に回るのです。これは両膝の内側への引き込み不足が原因です。
AB型の弱点はダウンの動きです。腰を真っ直ぐ左に引く意識にもかかわらず、右腰が前に出る回転が発生し(これはネルソンも認識していた動きです)、腕が体側に添って左前方に振り出されます。これに肩の巻き戻しで腕を体の周りに左後ろに向けて振る動きが加わり、クラブはインパクト圏で目標線に平行に直線的に振られます。
打球の方向性は確保されるのですが、グリップの引き下ろしが不十分で、ボールを打つ力が不足気味になります。ダウンで尻の先端を緊張させ、両膝を外側に引いて腰を固定させる動きがないためです。このAB型の欠点を直すには、踵で踏ん張る「螺旋」の動きでダウンに入り、これに続いて腕を振ればよいのです。これについては次回に書きます。
飛距離は十分あるけれども打球の方向が定まらない人は、イメージの捉えやすいAB型で方向性を確保すれば、スコアは十分稼げるかもしれません。試してみるとよいでしょう。