スイングにかかわる「危険」のさまざま
このブログの中身を見渡すと、危険という言葉が繰り返し目につきます。この「危険」には二通りの意味があり、ひとつは文字通り悪いスイングの動きで体(特に背骨)を痛める危険、もうひとつは、スイングのイメージの誤解で能率の悪い動きが身につく危険です。
「左の壁」、シャフトプレーン、「one plane, two plane」などの話題は、すべてイメージの誤解の危険に関係するもので、これには動きを試す際の体の危険も伴います。前回の「肩から腰までの胴体を、背骨と直角に左に回す」というダウンのイメージにもこの危険があります。
「核心打法」のダウンでは、脊椎が、腰椎、胸椎、頸椎と右回りに回り、腰椎は左、胸椎は右、頸椎は左に彎曲して、胸と尻を目標線に平行に保つ形のインパクトになります(「背骨の正面」を固定するダウン)(07-05-17))。この場合、背骨全体の動きでクラブを振ります。
これに対して、背骨を一本の固い棒のように考え、腰の左回転で胸を左に回すと、腕とクラブの負荷が直接腰椎に掛かります。これでは腰が保ちません。猛烈な飛ばし屋で、腰椎をすり減らしたという人の話を聞きましたが、この型だったのでしょう。一方、首(頸椎)を痛めてコルセットをつけた人もいます。ダウンで頭を正面向きに止めようとしたのでしょう。
これらは、思い切りクラブを振る人達の危険です。今日練習場で見掛けたのは、体に危険のないスイングをする人達でした。全く力の入らないスイングなのです。例の「人の振り見て我が振り直せ」で、これらのスイングの特徴を見てみます。
仲良く夫妻で練習している二人は、腕を伸ばしてクラブを握り、右に振り引き戻して左に振る、典型的な左右対称スイング。低い所でボールをすくう形の軌道で、ヘッドが当たってもボールは大して上がりません。一方、中年の体力ありげなゴルファーは、バックで左脚を引き込んで足を上げ、これを下ろしてダウンという、力の入らない難しいスイングでした。
もう一人の若い男性は、先輩格のコメントを聞きながら打っています。左肩を高く構えてボールを見る形の体勢から右にバック、一気に腰を左に回してボールを打ち、体全体を飛球方向に向けてシャフトを水平に担ぐフィニッシュに入ります。左手の背屈が生む動きです。マットを打つ音が聞こえることから、ダフリ気味の軌道であることが分かります。
フィニッシュは見事に決まりますが、ボールは力強く飛びません。このフィニッシュのイメージは、体を痛める危険は無くても良いスイングの実現には危険です。これらのゴルファーに共通の「危険」は、「深いトップ」への動きが無いことです。これを見ると、「螺旋」の生む「深いトップ」への動きは、慎重に検討する必要のある重要な動きであることが分かります。
「左の壁」、シャフトプレーン、「one plane, two plane」などの話題は、すべてイメージの誤解の危険に関係するもので、これには動きを試す際の体の危険も伴います。前回の「肩から腰までの胴体を、背骨と直角に左に回す」というダウンのイメージにもこの危険があります。
「核心打法」のダウンでは、脊椎が、腰椎、胸椎、頸椎と右回りに回り、腰椎は左、胸椎は右、頸椎は左に彎曲して、胸と尻を目標線に平行に保つ形のインパクトになります(「背骨の正面」を固定するダウン)(07-05-17))。この場合、背骨全体の動きでクラブを振ります。
これに対して、背骨を一本の固い棒のように考え、腰の左回転で胸を左に回すと、腕とクラブの負荷が直接腰椎に掛かります。これでは腰が保ちません。猛烈な飛ばし屋で、腰椎をすり減らしたという人の話を聞きましたが、この型だったのでしょう。一方、首(頸椎)を痛めてコルセットをつけた人もいます。ダウンで頭を正面向きに止めようとしたのでしょう。
これらは、思い切りクラブを振る人達の危険です。今日練習場で見掛けたのは、体に危険のないスイングをする人達でした。全く力の入らないスイングなのです。例の「人の振り見て我が振り直せ」で、これらのスイングの特徴を見てみます。
仲良く夫妻で練習している二人は、腕を伸ばしてクラブを握り、右に振り引き戻して左に振る、典型的な左右対称スイング。低い所でボールをすくう形の軌道で、ヘッドが当たってもボールは大して上がりません。一方、中年の体力ありげなゴルファーは、バックで左脚を引き込んで足を上げ、これを下ろしてダウンという、力の入らない難しいスイングでした。
もう一人の若い男性は、先輩格のコメントを聞きながら打っています。左肩を高く構えてボールを見る形の体勢から右にバック、一気に腰を左に回してボールを打ち、体全体を飛球方向に向けてシャフトを水平に担ぐフィニッシュに入ります。左手の背屈が生む動きです。マットを打つ音が聞こえることから、ダフリ気味の軌道であることが分かります。
フィニッシュは見事に決まりますが、ボールは力強く飛びません。このフィニッシュのイメージは、体を痛める危険は無くても良いスイングの実現には危険です。これらのゴルファーに共通の「危険」は、「深いトップ」への動きが無いことです。これを見ると、「螺旋」の生む「深いトップ」への動きは、慎重に検討する必要のある重要な動きであることが分かります。