「螺旋」によるスイングの完全解明 | ゴルフ直線打法

「螺旋」によるスイングの完全解明

最近の話で、「背骨の引きでバックからトップ」というイメージに代わる、「両足先の内側向きの動きを意識してバック」が登場しました。脚腰の動きが生み出す「螺旋」から、スイング動作を生み出す「螺旋」の動きに見方に変わったわけです。

この見方の基礎は「ゴルファーは足で地球に逆立ちをしている」というイメージで、これにより「螺旋」を意識するだけで対応するスイングの動きが実現するようになります。極端な話だと思うかもしれませんが、日常生活では何かをしようと思うだけで楽に体が動きます。これが現実の動きのあり方です。

二本脚で立って生活をする場合、頭を安定に保って体を動かす大事な役割を背骨が担います。ゴルフの場合も、この背骨の動きを支える筋群と神経系の働きを上手く利用すれば、意識するだけで自然に体が動く筈です。この場合、動きを始める動作が決定的に重要です。

これには、意識して体の安定を崩し、これで体全体の動きを引き出すという方策があります。これにはごく僅かな動きでも役に立ちます。スイングの場合、バックのスタートで使う、グリップを少し左へ押すいわゆるフォーワード・プレスとか、これが苦手だったニクラウスの考案したチン・バックなどががその具体例でしょう。

バックでは、グリップを右に引く動きが現れるように体を揺する「螺旋」の動きを使えば、これで崩れる体と地球との関係に対処する神経系と筋群の働きが発動し、動きがごく自然な形で実現できる筈です。この考えに従うと、動きの変化点毎に「螺旋」の動きが働くことで、自然な動きで強力なスイングが完成する筈です。

このために、足先(親指と拇指球)が左右の動きを、踵が上下の動きを作ると考えると、テークバックを左足先、中間のトップ(肩の高さ)までを右足先、両踵で深いトップに入れながら両足先で右に引き、右踵での左腕の引き下ろしと左踵での右腕の引き下ろしに次いで、両足先で左へ引き抜いてインパクト、という形でスイング動作が作られることが確認できます。

しかし、脚腰背骨による「螺旋」ので体の動き安定を崩すという考えに従えば、「両足先の動きで一気に極限(深いトップ)までバック、これで発生する緊張感に対抗し、一気の引き戻しでダウン」という単純なイメージで、最強力のスイングの動きがが実現することになります。簡単なイメージですから、是非試してみて下さい。

ただしこれは、両膝の内側引き込みで確保される「螺旋」の動きの存在が前提です。膝が離れたら終わりです。