首の動きに注意しよう
20世紀のゴルフ界に君臨したジャック・ニクラスには、一つの特徴的な動きがありました。アドレスからバックのスタートに入る時に顎を右に回す、いわゆるチン・バックの動作です。ニクラスがこの動作を重視していたことは、1982年に出版された Jack Nicklaus, the full swing という本にも書かれています。
今日は、のんびりした気分でこの動きの影響を考えてみることにします。まず両手をグリップの形に握り合わせてアドレスの構えを作り、この動きを試してみて下さい。注意して見ると、両肩周りに緊張が生まれ、例のゴリラ風の腕の構えの感覚が生まれるのを感じます。
そこで、思い切って、ここから行けるところまで大きなトップに一気に入れてみて下さい。思わず左膝が引き込まれて、左足の踵が上がると思います。意識してこの動きを作ってみて下さい。顎を右に引いたままにすることを忘れないで下さい。これまで議論して来た「核心打法」のバックより、このバックの動きの方が大分馴染みやすいと思われるかも知れません。
限度一杯にこのトップへの動きを実行したところで、右肘の位置を見て下さい。「核心打法」の深いトップの場合に比べ、肘が外に張り出す形になります。これは嘗てフライング・エルボウと呼ばれたバックの動きの形になり、この動きの可否も以前は盛んに議論されたものです。
しかし、ニクラスがあれ程の成績を上げたことを考えれば、一部分の外形だけで全てを決めつけるわけには行きません。謙虚にこれに続く動きも考える必要があります。しかし、ベン・ホーガンは左踵は浮いてもごく僅かと言っています。こうして、ニクラスはアップライト、ホーガンはフラットなスイングに類別されることになります。
最近の優れたゴルファーの動きを見ると、左踵は殆ど上がりません。これから見ると、ホーガン型のフラットな動きが支配的になっていることが推測できます。ここでもう一度チン・バックの動きの影響を考えてみましょう。この動きでは、左腹の縦の緊張でスタートする「核心打法」の場合に比べて、腹の右側の緊張が高まります。これはすぐ確認できます。
このことから、バックで早々に右サイドの動きに入ることが分かります。左サイドも右サイドも限度一杯に有効利用するには、左腹の縦の緊張でスタートし、右腹の縦の緊張を加えて深いトップに入れる「核心打法」の動きの方が有利であることが分かります。このように考えると、少しの体力でも有効に利用したい人には、「核心打法」がお奨めということになるでしょう。
今日は、のんびりした気分でこの動きの影響を考えてみることにします。まず両手をグリップの形に握り合わせてアドレスの構えを作り、この動きを試してみて下さい。注意して見ると、両肩周りに緊張が生まれ、例のゴリラ風の腕の構えの感覚が生まれるのを感じます。
そこで、思い切って、ここから行けるところまで大きなトップに一気に入れてみて下さい。思わず左膝が引き込まれて、左足の踵が上がると思います。意識してこの動きを作ってみて下さい。顎を右に引いたままにすることを忘れないで下さい。これまで議論して来た「核心打法」のバックより、このバックの動きの方が大分馴染みやすいと思われるかも知れません。
限度一杯にこのトップへの動きを実行したところで、右肘の位置を見て下さい。「核心打法」の深いトップの場合に比べ、肘が外に張り出す形になります。これは嘗てフライング・エルボウと呼ばれたバックの動きの形になり、この動きの可否も以前は盛んに議論されたものです。
しかし、ニクラスがあれ程の成績を上げたことを考えれば、一部分の外形だけで全てを決めつけるわけには行きません。謙虚にこれに続く動きも考える必要があります。しかし、ベン・ホーガンは左踵は浮いてもごく僅かと言っています。こうして、ニクラスはアップライト、ホーガンはフラットなスイングに類別されることになります。
最近の優れたゴルファーの動きを見ると、左踵は殆ど上がりません。これから見ると、ホーガン型のフラットな動きが支配的になっていることが推測できます。ここでもう一度チン・バックの動きの影響を考えてみましょう。この動きでは、左腹の縦の緊張でスタートする「核心打法」の場合に比べて、腹の右側の緊張が高まります。これはすぐ確認できます。
このことから、バックで早々に右サイドの動きに入ることが分かります。左サイドも右サイドも限度一杯に有効利用するには、左腹の縦の緊張でスタートし、右腹の縦の緊張を加えて深いトップに入れる「核心打法」の動きの方が有利であることが分かります。このように考えると、少しの体力でも有効に利用したい人には、「核心打法」がお奨めということになるでしょう。