「核心打法」とその仕組み
前回は、ダウンの脚腰の動きの仕組みに気を取られ、細部の記述に入ってしまいました。しかし、前々回にも指摘したように、動きの細かな話はスイングの実行には直接役に立ちません。これまでにも触れているスイングの大局観(06-06-06)が大切で、その実用化として「背骨で上げ、脚でこらえて尻で振る」動きを確実にする仕組みだけを考えればよいのです。
前回、背骨の動きを脚を通じて地球に伝える腰腸筋の話が出ましたが、これには膝を曲げ外側に引く働きがあり、これらが働けば背骨が前に傾くように引かれます。前回重視したグリップの引き下ろしの動きには、この動きが利用できる筈です。
一方この動きに対して、尻(骨盤後背下部)を脚に繋ぐ筋群があり、背骨の前傾に対して逆らうように踏ん張ります。両腕を伸ばしてインパクトに入る動きを駆動するには、この筋群が踏ん張ればよさそうです。
これら二つの動きをダウンとインパクトのパワー源と考えれば、バックスイングの動きでこれらの筋群を引き伸ばし、ダウンで一気に引き締めるだけで、パワフルなスイングが実現できる筈です。これで「隠されたパワー源:腰から上でバック、尻でダウン」(06-06-05)の動きが実現します。
ダウンからインパクトの動きの作り方をこのように捉えると、肩と腕の「魔法の動き」を実現するような背骨の動きでバックスイングを実行し、脚腰がこの動きに逆らうことでエネルギーを蓄え、これを利用してダウンで一気に背骨を前に傾けるように引けば、これに逆らう尻の筋群の踏ん張りで両腕の引き伸ばしとこれに続く左への引き抜きが実現する筈です。
この仕組みの働き方が納得できれば、ダウンスイングの実行は極めて簡単になります。切り返しの動きで深いトップに入ることを確認したところから、体の正面で背骨を固定する意識で、一気にクラブを引き下ろせばよいのです。これで胸の上部の腕の振りの動きの中心(スイング・センター)が正面向きに固定され、方向性が確保されます。
このようにスイングで一番大切なダウンからインパクトの動きのイメージが単純になると、後はバックスイングの実行だけになります。これには脚腰の踏ん張りを保ち、肩と腕の「魔法の動き」を実現する背骨の動きでバックを実行し、切り返しの深いトップを確認すればよいわけです。「魔法の動き」のお陰で、動きは緩みなく実行できます。これにはこれまでの話も役に立つでしょう。
この打法を、簡単に「核心打法」と呼ぶことにします。核心は物事の中心で、英語ではcrux(クラックス)、その元の意味は十字架、固有名詞のCruxは南十字星で、縦の芯と横の芯が組み合わさった形になっています。今回の打法の中心は背骨の縦の芯の確立で、これで「直線打法」の横の芯が実現するわけで、イメージ的には「クラックス打法」でよいのではないでしょうか。
前回、背骨の動きを脚を通じて地球に伝える腰腸筋の話が出ましたが、これには膝を曲げ外側に引く働きがあり、これらが働けば背骨が前に傾くように引かれます。前回重視したグリップの引き下ろしの動きには、この動きが利用できる筈です。
一方この動きに対して、尻(骨盤後背下部)を脚に繋ぐ筋群があり、背骨の前傾に対して逆らうように踏ん張ります。両腕を伸ばしてインパクトに入る動きを駆動するには、この筋群が踏ん張ればよさそうです。
これら二つの動きをダウンとインパクトのパワー源と考えれば、バックスイングの動きでこれらの筋群を引き伸ばし、ダウンで一気に引き締めるだけで、パワフルなスイングが実現できる筈です。これで「隠されたパワー源:腰から上でバック、尻でダウン」(06-06-05)の動きが実現します。
ダウンからインパクトの動きの作り方をこのように捉えると、肩と腕の「魔法の動き」を実現するような背骨の動きでバックスイングを実行し、脚腰がこの動きに逆らうことでエネルギーを蓄え、これを利用してダウンで一気に背骨を前に傾けるように引けば、これに逆らう尻の筋群の踏ん張りで両腕の引き伸ばしとこれに続く左への引き抜きが実現する筈です。
この仕組みの働き方が納得できれば、ダウンスイングの実行は極めて簡単になります。切り返しの動きで深いトップに入ることを確認したところから、体の正面で背骨を固定する意識で、一気にクラブを引き下ろせばよいのです。これで胸の上部の腕の振りの動きの中心(スイング・センター)が正面向きに固定され、方向性が確保されます。
このようにスイングで一番大切なダウンからインパクトの動きのイメージが単純になると、後はバックスイングの実行だけになります。これには脚腰の踏ん張りを保ち、肩と腕の「魔法の動き」を実現する背骨の動きでバックを実行し、切り返しの深いトップを確認すればよいわけです。「魔法の動き」のお陰で、動きは緩みなく実行できます。これにはこれまでの話も役に立つでしょう。
この打法を、簡単に「核心打法」と呼ぶことにします。核心は物事の中心で、英語ではcrux(クラックス)、その元の意味は十字架、固有名詞のCruxは南十字星で、縦の芯と横の芯が組み合わさった形になっています。今回の打法の中心は背骨の縦の芯の確立で、これで「直線打法」の横の芯が実現するわけで、イメージ的には「クラックス打法」でよいのではないでしょうか。