腕の動きの違いを体験する | ゴルフ直線打法

腕の動きの違いを体験する

剣道の動きの話しを聞かされても、クラブを振る動きのイメージには繋がらない、と不満に思う人がいるかも知れません。そこで今日はごく簡単に、二つの腕の振りの動きの違いを体験することにします。

動きの特性を右腕の動きで捉えることにします。先ず軽く右腕を右に振り、そこから左へ向けて振り抜きます。この動きでは、左へ振る時に必ず右肩が前に出ます。次ぎに右手を握って肩の所まで引き上げ、そこから一気に肘を伸ばして右脇前に引き下ろします。この肘を伸ばして引き下ろす動きを素早く実行すると、右肩を後ろに引き戻すように体が踏ん張ります。

初めの動きでは右に、次の動きでは上に右手が収まった所で手の平を拡げ、そこから左に振り、あるいは右脇前に引き下ろす動きを実行してみます。右から左に振る動きでは、親指と人差し指の間が締まります。上から下に引き下ろす動きでは、後ろ三本の指が締まり、この動きと共に腕が左へ引かれます。

二つの動きを思い切り素早く実行してみると、体の前を左に引き抜かれる手の動きが、上から引き下ろして腕を伸ばす場合の方が遙かに速いことが分かります。ここまで来れば左腕でも同じような実験ができる筈です。もちろん左手の引き下ろしは右脇前に向けての引き下ろしです。

考えてみれば、「左腕は右、左、右腕は上、下」の動きは、「魔法の動き」の生みの親の「革命的イメージ」、「左腕の動きは右左(みぎひだり)、右腕の動きは後前(うしろまえ)」そのものです(「ダウンの起動力:脇を開けない上腕回旋」(06-09-04))。この「右腕は後前」の動きは、右手の上げ下げの動きなのです。

こうしてみると、「革命的イメージ」の内容の深さにあらためて驚きを感じます。