背骨の動きと肩の繋がりを固める | ゴルフ直線打法

背骨の動きと肩の繋がりを固める

このブログは、「背骨の動きと腕の振りの関係」(06-04-17)でも詳しく議論した、背骨の動きと腕の振りの動きの繋がりの話に終始して来たように見えます。そこで今回は、最近の主要なイメージ「両肩を右回りに押し上げ続ける」動きでクラブを振る動作の仕組みを、背骨の動きとの繋がりから見ることを試みます。

「魔法の動き」でクラブを振る場合の背骨の動きの基本型をバックのスタートの動きで確認すると、腰椎は左に引かれて右に回り、胸椎は右に引かれて左に回り、頸椎は左に引かれて右に回る形の動きになります。この動きは左脚に力が入ります。これに続くトップを通して切り返しのに入る動きでは、背骨の体勢が左右反転し、右脚に力が入ります。

ダウンの始めに、バックのスタートで現れた、左脚に力のはいる背骨の体勢に入り、これに対抗する形で右脚に力の入る体勢への動きが現れ、二つの動きが同時に現れる形で背骨が固まり、腕が左へ引き抜かれます。

腰椎が左に引かれて左足に力の入る体勢では、腰椎に右に回る動きが現れながら左肩が右上に引かれ、これに対して胸椎に現れる左に回る動きによって、右肩が上に引き上げられます。これで「両肩を右回りに押し上げる」動きが現れます。この動きは、バックでも、ダウンでも共通な動きですが、動きに入る時の体勢の違いがバックとダウンの腕の動きの違いを生みます。

このため、バックでは両腕が体に巻き付けられるように動き、ダウンでは腕が引き伸ばされるように動きます。特にインパクトに入る動きでは、両脚が強く踏ん張り、両腕が強く引き伸ばされます。この動きの中でも「両肩を右回りに押し上げる」動きが現れ、これによって両肩と対応する両腰の距離が増して、両腕が強く左に引かれます。

面倒な動きのように見えますが、スタートの「魔法の動き」でグリップから肩までが固まれば、後は背骨の動きを左、右、左、右と強めるだけで動きの全てが実現しますから、実際にクラブを持つか、あるいは左手の親指を右手で握ってグリップの形に固め、バックのスタートとから、インパクトの振り抜きまでをゆっくり確実に確かめることができます。

背骨の動きは、頭の安定保持が主な任務ですから、この特性を妨げないように動きを作れば無駄のない良い動きになる筈です。このように考えると、「魔法の動き」でグリップを体に繋ぐことさえ身につけば、後はごく自然な背骨の動きで安定かつ強力なスイングを実現する可能性が納得できます。後は自分の体で確認するだけです。