「尻の先端を右に引く」と「腰を左に回す」の違い
インパクトの腕の動きに注目し、「魔法の動き」型と「反魔法の動き」型の二種類に分類することについては、既に詳しく検討してあります(目で見るスイングの大分類(06-12-26))。ここでインパクトのパワーの発生源となる脚腰の動きに注目すると、これらのゴルファーの動きを「尻の先端を右に引く」と「腰を左に回す」で分類できることが分かります。
始めに、分かり易い「腰を左に回す」動きで実現するインパクトの動きを確認します。両手をグリップの形に握り合わせ、アドレスの構えで体の正面に下げます。この状態から右腰を前、左腰を後ろに動かして背骨を左回りに回します。この動きで、右前腕回外、左前腕回内の「反魔法の動き」が現れてグリップが左に引かれます。
次ぎに同じアドレスの構えから、尻の先端を右に引くように脚腰を踏ん張ります。この動きでは、両腕が固く伸びてグリップが強く左に引かれます。この動きが分かり難ければ、逆に両腕を硬く伸ばしてグリップを引き下げ、左へ引く動きを作ってみて下さい。この時の尻の先端の動きと、両足の地面を押す動きに注目すると、「尻を右に引く」動きの特徴がはっきり掴めます。
尻の先端を右に引く時には、両足が強く地面を押し下げるように膝が踏ん張り、両踵が地面を強く右に押す動きが現れます。この両膝の踏ん張りで、腰が前を向いたままグリップが引き下ろされ、左へ直線的に引かれます。足の先からグリップまでが硬く繋がって、インパクトの動きが生み出されます。
世界の強豪の動きを見ると、インパクトの一瞬、背骨が固定されながら尻が背中の方に回り込む、「尻の先端を右に引く」動きが見られます。これでヘッドが直線的に走ります。これに対して「腰を左に回す」動きのゴルファーの場合は、背骨と共に右尻が前に回り続け、ヘッドは円弧を描いて抜けて行きます。
尻を右に引くと、腰が引き止められて腕が左へ引き抜かれるのです。この時の両膝の踏ん張りで、上体が右に回る形の動きが現れます。膝が緩むと背骨は左に回ります。「尻の先端を右に引く」動きで腕を硬く引き伸ばせば、両膝は強く踏ん張ります。グリップを引き下ろして左へ引き抜く動きは、このようにして実現していたのです。
簡単な「腰を左に回す」動きでも、飛距離を求めず方向性の確保に集中すれば、十分実用的なスイングに纏めることができます。しかし、インパクトの動きがバンカーショット風のすくい打ちになりますから、その影響を避けることはできません。加齢による体力の低下に対抗することも難しいのではないでしょうか。
始めに、分かり易い「腰を左に回す」動きで実現するインパクトの動きを確認します。両手をグリップの形に握り合わせ、アドレスの構えで体の正面に下げます。この状態から右腰を前、左腰を後ろに動かして背骨を左回りに回します。この動きで、右前腕回外、左前腕回内の「反魔法の動き」が現れてグリップが左に引かれます。
次ぎに同じアドレスの構えから、尻の先端を右に引くように脚腰を踏ん張ります。この動きでは、両腕が固く伸びてグリップが強く左に引かれます。この動きが分かり難ければ、逆に両腕を硬く伸ばしてグリップを引き下げ、左へ引く動きを作ってみて下さい。この時の尻の先端の動きと、両足の地面を押す動きに注目すると、「尻を右に引く」動きの特徴がはっきり掴めます。
尻の先端を右に引く時には、両足が強く地面を押し下げるように膝が踏ん張り、両踵が地面を強く右に押す動きが現れます。この両膝の踏ん張りで、腰が前を向いたままグリップが引き下ろされ、左へ直線的に引かれます。足の先からグリップまでが硬く繋がって、インパクトの動きが生み出されます。
世界の強豪の動きを見ると、インパクトの一瞬、背骨が固定されながら尻が背中の方に回り込む、「尻の先端を右に引く」動きが見られます。これでヘッドが直線的に走ります。これに対して「腰を左に回す」動きのゴルファーの場合は、背骨と共に右尻が前に回り続け、ヘッドは円弧を描いて抜けて行きます。
尻を右に引くと、腰が引き止められて腕が左へ引き抜かれるのです。この時の両膝の踏ん張りで、上体が右に回る形の動きが現れます。膝が緩むと背骨は左に回ります。「尻の先端を右に引く」動きで腕を硬く引き伸ばせば、両膝は強く踏ん張ります。グリップを引き下ろして左へ引き抜く動きは、このようにして実現していたのです。
簡単な「腰を左に回す」動きでも、飛距離を求めず方向性の確保に集中すれば、十分実用的なスイングに纏めることができます。しかし、インパクトの動きがバンカーショット風のすくい打ちになりますから、その影響を避けることはできません。加齢による体力の低下に対抗することも難しいのではないでしょうか。