グリップの直線的引き下ろしが「左の壁」を作る
背骨の動きで奴凧のように肩を左右に振るA型の動きと、背骨の軸に直交する平面内でクラブを右に振り引き戻してボールを打つB型の動きの組み合わせで振るAB型スイングの話を以前に書きました(06-04-01)。このスイングでは、胸の上部の胸鎖関節の平面(体の正面)を前向きに固定する意識で方向性を確保しました。
A型の動きで限度一杯右に振り、その限界でB型の動きで腕を右に引き込んでトップ、ここからA型の体の動きでダウンを実行すると、B型の振り戻しが加わってインパクトになります。腰を直線的に左へ引くA型の動きでは、インパクトで「体の正面」が右向きに、肩を回すB型の動きでは左向きに回り、二つが合成されて前向きに保たれていたのです。簡単な打法です。
しかしこのスイングでは「左の壁」は現れません。腰を左へ直線的に引くと、その限界で腰が左回りに回ってしまいます。そこで、腰を左へ直線的に引く代わりに、グリップを固めて腕を伸ばし、クラブを左へ引く動きを作ってみると、両脚が固まってグリップを引くことが分かります。この時の左脚の緊張が「左の壁」と呼ばれるものの実態だと思われます。
腰の左への動きで腕を引く限りこの「壁」は現れません。腕を固めて伸ばして引こうとする体全体の動きが「壁」を生んでいるわけです。ダウンに入る時にまずグリップを引き下ろせば、その場でこの「壁」が現れ、腕が固まって伸びます。これに対し、ダウンを腰の左への移動で始める打法では腕が伸びず、脚腰の踏ん張りによる強力な腕の動きは利用できないことが分かります。
「左の壁」の現れない打法では、インパクトで腰が回転します。これに対して「左の壁」が現れると、クラブが完全に振り抜かれるまで腰が前向きに保たれます。しかし、この動きでも最後には右膝の動きが強まり、腰が左に回る動きと共にフィニッシュに入ります。この動きを外から見ると、腰を回して打っているように見えるのです。
インパクト圏の振り抜きが終わるまで頭が安定に保たれるのが「左の壁」の動きの特徴です。インパクトと同時に首の左への回転が現れる人は、ダウンで腕を引き下ろして左膝を固める動きを練習してみて下さい。
実はこの動きは、背骨の下端と両脚を繋ぐ緊張が生み出します。次回には、この動きを生み出す便法を見つけて利用していた「名人」の話をします。
A型の動きで限度一杯右に振り、その限界でB型の動きで腕を右に引き込んでトップ、ここからA型の体の動きでダウンを実行すると、B型の振り戻しが加わってインパクトになります。腰を直線的に左へ引くA型の動きでは、インパクトで「体の正面」が右向きに、肩を回すB型の動きでは左向きに回り、二つが合成されて前向きに保たれていたのです。簡単な打法です。
しかしこのスイングでは「左の壁」は現れません。腰を左へ直線的に引くと、その限界で腰が左回りに回ってしまいます。そこで、腰を左へ直線的に引く代わりに、グリップを固めて腕を伸ばし、クラブを左へ引く動きを作ってみると、両脚が固まってグリップを引くことが分かります。この時の左脚の緊張が「左の壁」と呼ばれるものの実態だと思われます。
腰の左への動きで腕を引く限りこの「壁」は現れません。腕を固めて伸ばして引こうとする体全体の動きが「壁」を生んでいるわけです。ダウンに入る時にまずグリップを引き下ろせば、その場でこの「壁」が現れ、腕が固まって伸びます。これに対し、ダウンを腰の左への移動で始める打法では腕が伸びず、脚腰の踏ん張りによる強力な腕の動きは利用できないことが分かります。
「左の壁」の現れない打法では、インパクトで腰が回転します。これに対して「左の壁」が現れると、クラブが完全に振り抜かれるまで腰が前向きに保たれます。しかし、この動きでも最後には右膝の動きが強まり、腰が左に回る動きと共にフィニッシュに入ります。この動きを外から見ると、腰を回して打っているように見えるのです。
インパクト圏の振り抜きが終わるまで頭が安定に保たれるのが「左の壁」の動きの特徴です。インパクトと同時に首の左への回転が現れる人は、ダウンで腕を引き下ろして左膝を固める動きを練習してみて下さい。
実はこの動きは、背骨の下端と両脚を繋ぐ緊張が生み出します。次回には、この動きを生み出す便法を見つけて利用していた「名人」の話をします。