順に右腕、左腕の「魔法の動き」でトップに入れ、両腕の切り返しでダウン | ゴルフ直線打法

順に右腕、左腕の「魔法の動き」でトップに入れ、両腕の切り返しでダウン

前回は初心に返り、「魔法の動き」でトップの切り返しからダウンを振るという、腕の動きでリードするスイングの実行法を提案しました(06-12-12)。ここでの要点は、トップの切り返しを肩と両上腕の「魔法の動き」で実行することでした。

しかし、バックについては「バックのスタートから肩と腕の「魔法の動き」の完全遂行で腕を振り」という、やや漠然とした説明になっています。この点をこれまでの検討結果を考えて明確にするのが、今日の話です。

バックのスタートが難しい動きであることはよく知られています。そこで、これを動きの作り方に慣れている右腕の「魔法の動き」で実行します。この場合は、右肩と上腕の「魔法の動き」を意識して実行すれば簡単に動きが作れます。この動きに引かれて左腕の「魔法の動き」が現れますが、これは左腕が引き伸ばされる受け身の動きになります。

この右への動きの限界で、今度は左の肩と上腕の「魔法の動き」を意識して実行すると、右腕の受け身の動きでトップへの引き上げが実現します。ここまで来れば、後は前回に議論した「ハンドル左回し」型の両肩と上腕の「魔法の動き」で一気にダウンからインパクトの動きに入ります。

腕の動きと背骨の動きには密接な関係があり、これらの「魔法の動き」の各場面の動きに対応して、自然な背骨の体勢に入ります。この事実を認識すると、背骨の動きによく繋がる腕の動きを実行すれば、これまで詳しく検討してきた背骨の動きが、無意識の中に実現することになります。これで始めて、スピ-ドのある動きが得られる分けです。

ゴルフの話では、腕の動きでスイングをリードすると言うと、「尻尾が犬を振るのではなく、犬が尻尾を振るのだ」という、陳腐な諺を引いて反論されるかもしれません。これも、腕は尻尾ではなく前脚だ(!)と考えれば、迷うこともない筈です。論より証拠、とにかく試してみて下さい。