スイングの基本型:背骨でバック、腕でダウン | ゴルフ直線打法

スイングの基本型:背骨でバック、腕でダウン

最近の2回のブログ(06-11-21 -22)から、バックではヘッドを右に引いてから上に引き上げ、ダウンでは頭を安定に保って一気に両肘を引き下ろす、という簡単なイメージが出来上がります。

ただし、バックの動きのパワーを考えると、「左の脚腰で右胸を引っ張ってバック、次いで右の脚腰で左胸を引っ張ってトップ」というイメージになります(「真交叉打法」(06-10-31))。これで背骨の動きが上手く利用できます。

ここまでイメージが簡単になると、後はただ実際にクラブを振って、動きを体感的に確認するだけとなります。このイメージの実用化で大切なことは、右腕あるいは左腕だけの動きに気を奪われないことです。安定かつ強力なショットの実現には、両肩への繋がりを含め、両腕の仕組みを緩みなく一体化させて振ることが必要です。

この引き締まった仕組みが出来上がれば、これを動かす体の動きも決まります。これによって、経験の積み重ねが可能になります。このように考えると、スイングの間中一貫して緊張が保たれる、グリップを含めた両腕の仕組みと動きの確保が、安定なスイングを身につける上で最も重要な条件であることが明らかになります。

これを実現するのが、これまで、「「スイング面」とは何か?(06-03-26)」以来、繰り返し登場してきた、右腕を内側、左腕を外側に回し続ける「魔法の動き」だったのです。このブログは「魔法の動き」の完全利用を追跡して来たものと考えることができます。

このことから、バックでグリップが右に回る(右前腕が回外してフェースが開く)形の腕の動きが現れる限り、このブログで追求して来たスイングの実現は不可能です。この形の腕の動きは、必ず腰の「水平回転」を引き起こします。これが安定化の難しいスイング動作に導くことは、これまで繰り返し指摘して来たことです。

危険なことには、このような動きに引き込む特性をもつクラブが存在することです。右手でクラブを握り、右に直線的にヘッドを引いてみれば、自然にフェースが開くクラブがあります。このようなクラブでは「魔法の動き」は実現困難です。

もちろん意識的に「魔法の動き」を逆転する形で腕を固めて打つ場合はあります。バンカー・ショットがその典型です。道具を目的に合わせて使うわけですが、この場合も、両腕の仕組みを固めて打つことが決定的に大切なことになります。

とにかく、最近の二三回のブログの内容を体感的に確認してみて下さい。安定感のあるスイングが実現する筈です。