ダウンの鍵:腕の引き下ろし
脚腰の強力な動きに比べると腕の動きは弱いものに見えます。そこでダウンを脚腰の動きで実行したい気持ちが生まれます。ここから、体重の左への移動と腰の回転でクラブを振るイメージが生まれます。ところが、強力なダウンを実現する鍵は腕の動きにあります。腕相撲の選手は、肘を曲げて相手の体全体をひっくり返す程の動きを見せます。ここにダウンのヒントがあります。
ダウンの強力な引き下ろしには、鉄棒にぶら下がって体を引き上げる時の腕の動きが使えます。森に住んで木の枝にぶら下がることの多かった人類の祖先の頃から、この形の腕の引っ張りは強烈であったに違いありません。しかし、この引き下ろしの動きだけでは、腕を伸ばしてボールを打つことは出来ません。
この引き下ろしの動きに、左上腕外旋(外回し)と右上腕内旋(内側回し)の動きが加わると、固まった肘を引き伸ばす動きが生まれます。これによって固まった腕が伸び、その限界で一気にグリップが左へ引かれる動きが現れます。この動きは、両手をグリップの形に握り合わせ、両肘を曲げた体勢からグリップを体の右前下方に押し伸ばしてみれば体感できます。
右上腕内旋の動きを生み出す筋は想像以上に強力で、これにより右腕が強力に引き伸ばされます。これに伴い左上腕が外旋して引き伸ばされます。これらの動きは腕を振る主力となる広背筋を引き伸ばし、腕を強力に左へ引く動きが現れます。そこで以上の動きの実用化を考えます。
アドレスの体勢で両手をグリップの形に握り合わせ、前回に検討したように、左脚、右脚の順にしっかり膝を固定してバックを実行します。これで体の正面が右前方向に回って止まります。この位置から、固まったグリップを、両肘を体に引きつけるようにして体の右前に引き下ろします。この動きで両足に掛かる力の具合を注意深く検討して下さい。
両足が踏ん張るとともに、両踵を軸に下腿が左に回り、これに伴って左上腕外旋、右上腕内旋の動きが現れ、両腕が引き伸ばされて強く左へ引かれます。そこで一気にこの引き下ろしの動きを試すと、グリップ・エンドが体の中心方向に引かれながら、インパクト圏を一気にグリップが引き抜かれます。実際にクラブを振ってみれば、この動きの効果が確認できます。
体の正面が右に引かれる深いトップの体勢から、一気にグリップを引き下ろせば、セイモア・ダンの指摘したように(06-11-19)、右足前の杭を打つ動きになりそうに思います。しかし、頭の位置を保ってこの動きを実行すれば、左上腕外旋、右上腕内旋動きが現れ、ヘッドはボールに真っ直ぐ向う軌道に乗ります。怖がる必要はないわけです。
ダウンの強力な引き下ろしには、鉄棒にぶら下がって体を引き上げる時の腕の動きが使えます。森に住んで木の枝にぶら下がることの多かった人類の祖先の頃から、この形の腕の引っ張りは強烈であったに違いありません。しかし、この引き下ろしの動きだけでは、腕を伸ばしてボールを打つことは出来ません。
この引き下ろしの動きに、左上腕外旋(外回し)と右上腕内旋(内側回し)の動きが加わると、固まった肘を引き伸ばす動きが生まれます。これによって固まった腕が伸び、その限界で一気にグリップが左へ引かれる動きが現れます。この動きは、両手をグリップの形に握り合わせ、両肘を曲げた体勢からグリップを体の右前下方に押し伸ばしてみれば体感できます。
右上腕内旋の動きを生み出す筋は想像以上に強力で、これにより右腕が強力に引き伸ばされます。これに伴い左上腕が外旋して引き伸ばされます。これらの動きは腕を振る主力となる広背筋を引き伸ばし、腕を強力に左へ引く動きが現れます。そこで以上の動きの実用化を考えます。
アドレスの体勢で両手をグリップの形に握り合わせ、前回に検討したように、左脚、右脚の順にしっかり膝を固定してバックを実行します。これで体の正面が右前方向に回って止まります。この位置から、固まったグリップを、両肘を体に引きつけるようにして体の右前に引き下ろします。この動きで両足に掛かる力の具合を注意深く検討して下さい。
両足が踏ん張るとともに、両踵を軸に下腿が左に回り、これに伴って左上腕外旋、右上腕内旋の動きが現れ、両腕が引き伸ばされて強く左へ引かれます。そこで一気にこの引き下ろしの動きを試すと、グリップ・エンドが体の中心方向に引かれながら、インパクト圏を一気にグリップが引き抜かれます。実際にクラブを振ってみれば、この動きの効果が確認できます。
体の正面が右に引かれる深いトップの体勢から、一気にグリップを引き下ろせば、セイモア・ダンの指摘したように(06-11-19)、右足前の杭を打つ動きになりそうに思います。しかし、頭の位置を保ってこの動きを実行すれば、左上腕外旋、右上腕内旋動きが現れ、ヘッドはボールに真っ直ぐ向う軌道に乗ります。怖がる必要はないわけです。