「固めた腕」を体で引く | ゴルフ直線打法

「固めた腕」を体で引く

これまで繰り返し「腕を体で引く」動きについて話して来ました。これらの動きでは、腕の固まりを保つことが大切です。重いクラブを体の大きな力で引くには、肩、肘、手の関節をしっかり固める必要があります。これらの関節に緩みがあると、体の生み出す大きな力をヘッドの動きに確実に繋ぐことができません。

このブログの中で初めて腕を引く動きを確かめた時は、腕の捻れの方向を確認するために、手の平を開いて固定したまま、腕を引く動きを検討しました(体で腕を振らない:体では腕を引く(06-08-09))。しかし、これでは肘をグリップに繋ぐ前腕の動きは確定しません。手の握りを含めて、肩と腕の固い仕組みを確保しなくては、強力なダウンの動きの構造は固まらないのです。

インパクトで両腕が伸びるという話もありましたが、それはこの強力に固めた肩から腕の体勢を保ってのことです。肘を緩めて腕を伸ばせば、リストも緩んでしまいます。これでは重くて固いシャフトのクラブは振れません。ダウンの動きの検討では、グリップから肘までの前腕をしっかり固めて動きを作る必要があります。

これを確保する決定的に重要な動きは、トップの切り返しで、右前腕を回内する「魔法の動き」を実行して「深いトップ」に確実に入れることです。これによって肩と胸に緊張が発生し、グリップをしっかり両足に繋ぐ体勢が出来上がります。ここまで来れば、両脚の踏ん張りで両足が地面を右に押す体勢に入ることを意識するだけで、強力なダウンの振り抜きが実現します。