右リストの回内(内側回し)でダウンスイング面に乗る | ゴルフ直線打法

右リストの回内(内側回し)でダウンスイング面に乗る

これまでの話の特徴(?)は、体の左右の動きでボールを打つ話が出ないことです。白状すると、今日はその話を書こうとしたのですが、矢張り止めました。地球にぶら下がっているゴルファーとしては、地球を蹴飛ばす動きでクラブを引き下ろすのが最も有利で、左右の動きはこれに比べると弱々しいのです。

この引き下ろしの動きは急激ですから、途中で方向を加減することは不可能です。その上、方向を変えればエネルギーのロスも生まれます。となれば、トップの切り返しの動きが終わった時点で、真っ直ぐグリップを引き下ろすだけでボールを目指す方向に打てる体勢に入る必要があります。右グリップ(リスト)を内側に回すトップの切り返しの動きは、実はこのための動きなのです。

肘を固定して右リストを回内すると、右肩が右後方に引かれて後三本指の握りが強まり、右手のコック(親指方向へのリストの引き)が生じます。当然左手はこの動きに逆らって固まります。実際にクラブを握ってこの動きを実行し、注意して観察すると、グリップが真っ直ぐボールに向かう平面に乗っている感覚が得られます。これは右肩の引きと右グリップのコックの動きが実現するものです。(これがベン・ホーガンの「ダウンスイング面」の実体と考えられます)

前に議論したグリップとクラブヘッドの一体化が出来上がっていれば(ヘッドを手の平の中に感じて振る)(06-06-15))、グリップがこの平面に乗りさえすれば、真っ直ぐグリップを引き下ろすだけでクラブが平面上を振られてボールを打ち抜くことになります。少なくともイメージの上では、これでダウンスイング面上でのスイングが実現することになります。

この場合、いろいろ加減してヘッドをボールに当てようとしては駄目で、ただ一気にグリップを引き下ろせばよいのです。ヘッドをボールに向けて放そうとするとダフリます。これについては「手の中の小地球をボールに向かって投げつける」(06-06-24)でも議論してある通りです。

結局、右リストの回内で、グリップがボールと目標線(ボールから目標方向に向かう直線)を含む平面上に乗ったことを確認(意識)したら、そこから一気に地面(地球)に向けて引き下ろせばよいのです。両足が強力に地面を押すことが体感できます。これでヘッドが急激に走ってボールを打ち抜きます。他のイメージでの振りと比較してみて下さい。