「完全交叉直線打法」! | ゴルフ直線打法

「完全交叉直線打法」!

前回の「左右交叉する手と足の繋がり」(06-05-31)で体験した「インパクトの基本動作」、アドレスの位置から右リストの内側回しで準備をし、左リストの外側回しでボールを打つ動きでは、両手と両足が交叉して働く仕組みの重要性が分かりました。今回はこの動きを積極的に利用して実用的な打法を組み上げてみます。

バックのスタートを、右リストの内側回し(右前腕回内)で実行します。この動きで、左足内側に踏ん張りが入ることを確認します。これで右一杯にクラブを引いた所から、左リストの外側回し(左前腕回外)でトップまで引き上げます。この時、右足内側に踏ん張りが生まれることを確認します。

ここから右リストを内側に回す動きを実行し、これによって左膝が引き込まれて左足内側に踏ん張りが発生することを確認します。この動きで体の正面が右に引かれます。ここから左リストを外側に回す動き(左前腕回外)に伴う右足内側の踏ん張りを確認しながら、一気にグリップを引き下ろします。右に引かれた体勢のまま、「インパクトの基本動作」の動きを実行する形の動きです。

この動きの限界で本来の「インパクトの基本動作」の動きが発生し、両足内側の踏ん張りと共にインパクト圏を強力に振り抜きます。腕を体の周りに円周状に振るスイングの「円周イメージ」に対抗して登場した、「左腕は左右、右腕は前後」という「革命的イメージ」を、実用的な形に具体化する形になります。

一見面倒なようですが、左右の手の動きに交叉する形で左右の足の内側の踏ん張りが発生することを確認し、その感覚に慣れれば、トップから思い切り振り抜く動きの手順が簡単に身に付きますます。これまでの「完全直線打法」のイメージとの対比から、今回の打法を「完全交叉直線打法」、略して「交叉打法」と呼ぶことにします。リスト・ターン、ボディー・ターンなどに対抗する、「クロス・コネクション」打法の登場です。

「交叉打法」の足の動きは、腰椎周り、胸椎周りの背骨の動きに対応して発生する脚腰の動きが生むもので、その内容を細かく追求すると、これまでの「完全直線打法」そのものであることが分かります。ただクラブを振る意識に繋がりやすいイメージで組み立てられています。

クラブ・ヘッドを振ることに専念することを勧めたゴルフ教師アーネスト・ジョーンズが、左一本脚での最初のラウンドをハーフ38で回った事実は、背骨の安定な動きの重要性を明らかに示します。しかし、二本脚の利点を活用する「交叉打法」の方が、直接背骨の動きを会得するよりは有利な方法であるというわけです。