動きの源泉は?
剣道の経験から、速い動きを実現するには、目のイメージではなく、「動きを動きで捉える」という見方の必要性が明瞭になって来ました。尻尾の先(手)の動きで体の素早い動きをリードするという見方の必然性も、これで明らかになります。しかし、ここで更に問題があります。目的の動きを別の動きで捉えるというならば、その別の動きはどうして作るのかという疑問です。
結局、動きを捉える(作り出す)要素となる動きはどこから来るのかという、何とも哲学的な議論になります。この問いに答えなくては、ボールを素早く打つという現実的な話は完結しないのです。ここで、体全体を繋ぐ「完全なコネクション」が、手の動きが瞬時に足の動きに繋がるという、具体的な仕組みで生み出されていることに注目します。
普通に歩きながら両手の後ろ三本の指を急に握り締めると、瞬間的に足にも緊張が走ります。実際に体験してみると分かりますが、この動きには格別な動きのイメ-ジはありません。ただ単純に手先を握るという動作があるだけです。格別に頭で考える動きのイメ-ジがなくても、動きが現れるのです。しかも、手の先と足の先に繋がる動きが現れます。この単純な動きの現れ方から、これを生み出す動きの「元」は、両者を繋ぐ体の中心部分にありそうに思われて来ます。
ここで更に手と足の動きの構造に注目すると、これらが捻れの動きであることが分かります。このことから、これらの動きは、最終的にはスイングの横方向の動きを生み出す、要素としての捻りの動きであると考えられます。クラブを振る直線的な動きのイメージとはかけ離れた、瞬間的な微小回転(捻り)の動きというわけです。
こうなると、動きのタイム・スケールの違いから、普通の動きに期待されるイメージと食い違いが生まれ、別種の瞬間的な動きと理解される仕組みが明らかになります。剣道で小手や面を打つ時に、雑巾を絞るように両手を使うというのも、同じような動きの発生機構の利用です。
この「捻り」の動きを有効利用するには、体の重心の移動によるエネルギーの損失で動きが遅くなるのを避けるため、体の動きとしては重心回りの回転的な動きを利用して最大限の動きを生み出し、それによって得られるエネルギーを、回転的な動きを打ち消す動きで腕の直線的な駆動に利用するというスイングの構図が見えてきます。体の中心部分の動きがこれを実現します。
この動きの構造を具体的に体感させるのが、次に議論する「回転椅子ドリル」です。
結局、動きを捉える(作り出す)要素となる動きはどこから来るのかという、何とも哲学的な議論になります。この問いに答えなくては、ボールを素早く打つという現実的な話は完結しないのです。ここで、体全体を繋ぐ「完全なコネクション」が、手の動きが瞬時に足の動きに繋がるという、具体的な仕組みで生み出されていることに注目します。
普通に歩きながら両手の後ろ三本の指を急に握り締めると、瞬間的に足にも緊張が走ります。実際に体験してみると分かりますが、この動きには格別な動きのイメ-ジはありません。ただ単純に手先を握るという動作があるだけです。格別に頭で考える動きのイメ-ジがなくても、動きが現れるのです。しかも、手の先と足の先に繋がる動きが現れます。この単純な動きの現れ方から、これを生み出す動きの「元」は、両者を繋ぐ体の中心部分にありそうに思われて来ます。
ここで更に手と足の動きの構造に注目すると、これらが捻れの動きであることが分かります。このことから、これらの動きは、最終的にはスイングの横方向の動きを生み出す、要素としての捻りの動きであると考えられます。クラブを振る直線的な動きのイメージとはかけ離れた、瞬間的な微小回転(捻り)の動きというわけです。
こうなると、動きのタイム・スケールの違いから、普通の動きに期待されるイメージと食い違いが生まれ、別種の瞬間的な動きと理解される仕組みが明らかになります。剣道で小手や面を打つ時に、雑巾を絞るように両手を使うというのも、同じような動きの発生機構の利用です。
この「捻り」の動きを有効利用するには、体の重心の移動によるエネルギーの損失で動きが遅くなるのを避けるため、体の動きとしては重心回りの回転的な動きを利用して最大限の動きを生み出し、それによって得られるエネルギーを、回転的な動きを打ち消す動きで腕の直線的な駆動に利用するというスイングの構図が見えてきます。体の中心部分の動きがこれを実現します。
この動きの構造を具体的に体感させるのが、次に議論する「回転椅子ドリル」です。