女性らしいシルエットと全身バランスを考えたボディデザイン
「ウエストは細いのに、骨盤まわりが直線的に見える」
「ヒップディップのくぼみで、お尻のラインが途切れて見える」
このようなお悩みに対して、自分の脂肪を骨盤まわりやヒップディップに移植し、なめらかなボディラインを目指す施術が、骨盤&ヒップディップ脂肪移植です。
骨そのものの形や幅を変える施術ではなく、骨盤まわりのくぼみやボリュームが不足している部分を補うことで、ウエストからヒップへ続く曲線を整えていきます。
骨盤ラインを整える脂肪移植とは?
骨盤ライン脂肪移植とは、腹部や太ももなどから採取した自家脂肪を精製し、骨盤まわりのボリュームが不足している部分へ注入する施術です。
患者様ごとの骨格、ウエスト幅、ヒップの高さ、左右差などを確認しながら、必要な位置と注入量を設計します。
単純にヒップを大きくすることが目的ではありません。
- ウエストと骨盤のメリハリをつくる
- ヒップディップのくぼみをなめらかにする
- 正面から見た骨盤ラインを整える
- 後ろ姿や斜めから見たヒップラインを改善する
- 上半身と下半身のバランスを整える
このように、全身のバランスを考えたボディデザインが重要になります。
ヒップディップとは?
ヒップディップとは、腰骨の下から太ももの外側にかけて見られるくぼみのことです。
骨格や筋肉のつき方、脂肪の分布によって生じる自然な身体的特徴ですが、くぼみが目立つ場合には、正面や後ろから見た際にヒップラインが途切れて見えることがあります。
ヒップディップ脂肪移植では、このくぼみ部分に自家脂肪を少しずつ注入し、骨盤からヒップ、太ももへ続くラインをなめらかに整えます。
骨盤&ヒップディップ脂肪移植がおすすめの方
次のようなお悩みがある方に検討される施術です。
- 骨盤まわりにボリュームがなく、身体が直線的に見える
- ヒップディップのくぼみが気になる
- ウエストとヒップの境目をはっきりさせたい
- 正面から見たときに女性らしい曲線がほしい
- お尻を大きくするより、自然なラインを整えたい
- 脂肪吸引と脂肪移植を組み合わせて全身バランスを改善したい
脂肪移植は注入量が多ければよいわけではありません。
骨格や皮膚の伸展性、採取できる脂肪量、左右差などを考慮し、過度なボリュームにならないようにデザインすることが大切です。
脂肪吸引と組み合わせるメリット
骨盤やヒップディップへの脂肪移植は、脂肪吸引と組み合わせて行われることがあります。
ウエストや腹部、太ももなどの余分な脂肪を吸引し、その脂肪を骨盤まわりへ移植することで、ボリュームを補うだけでなく、身体全体のシルエットを再設計できます。
たとえば、ウエストまわりをすっきりさせながら骨盤部分を補うことで、ウエストとヒップのコントラストがより分かりやすくなります。
不足している部分は補い、余分な部分は整える。
これが、全身バランスを重視したボディデザインの考え方です。
セルライトのような凹凸と骨盤・ヒップの深いくぼみを滑らかに
骨盤・ヒップディップ脂肪移植+アドナイザー|術後3ヶ月症例
骨盤まわりやヒップラインに深いくぼみがあると、正面や後ろ姿だけでなく、横から見たときにもヒップラインが途切れて見えることがあります。
また、皮膚表面にセルライトのような凹凸がある場合、体重を落とすだけではラインの改善が難しいケースもあります。
今回は、骨盤とヒップディップ部分に脂肪を移植し、なだらかで女性らしいボディラインを目指した症例をご紹介します。
[症例1]

このお客様は全体的にスリムですが、上半身に比べて下半身がかなり大きく見える非対称がひどい方でした。
今回の症例
お悩み
- 骨盤とヒップディップ部分の深いくぼみ
- セルライトのように見える皮膚表面の凹凸
- ウエストからヒップにつながるラインの途切れ
- 左右差を整え、滑らかなヒップラインにしたい
施術内容
骨盤・ヒップディップ脂肪移植+アドナイザー
遠心分離によって精製した脂肪の中から、骨盤およびヒップディップ部分へ以下の量を移植しました。
- 右側:300cc
- 左側:250cc
- 脂肪採取・遠心分離量:700cc
- アドナイザー4000:1kit追加注入
左右で同じ量を一律に注入するのではなく、術前の左右差やくぼみの程度を確認し、それぞれ異なる量を移植しています。
術後3ヶ月の経過
術後3ヶ月時点では、骨盤からヒップにかけての深いくぼみが緩やかになり、ウエストからヒップへつながるラインが以前より滑らかに見えるようになりました。
セルライトのように見えていた表面の凹凸感も目立ちにくくなり、正面・斜め・後ろ姿のいずれから見ても、ヒップラインの連続性が感じられる状態です。
脂肪移植後は、移植した脂肪がすべてそのまま残るわけではありません。時間の経過とともに一部が吸収され、最終的なボリュームやラインが徐々に安定していきます。
そのため、術直後のボリュームだけで判断するのではなく、腫れが落ち着き、生着が進んだ段階で経過を確認することが大切です。
アドナイザーを併用する理由
今回の症例では、脂肪移植とあわせてアドナイザー4000を使用しました。
アドナイザーは、移植部位の状態や脂肪の生着環境を考慮して追加することがあります。
ただし、適応や使用量は、脂肪の状態、移植部位、皮膚の厚さ、希望するボリュームなどによって異なります。すべての方に同じ方法が適しているわけではないため、診察を通して施術計画を立てます。
自然な仕上がりには「注入量」だけでなくデザインが重要
骨盤・ヒップディップ脂肪移植では、注入量が多ければきれいなラインになるとは限りません。
重要なのは、骨盤の幅、ウエストライン、ヒップの高さ、左右差、太ももとのつながりを総合的に確認することです。
くぼみだけを局所的に埋めるのではなく、周囲との境界が不自然にならないよう、複数の層へ細かく脂肪を移植しながら、滑らかな曲線を設計します。
セルライトのような凹凸やヒップディップが気になる方は、ご自身の骨格や脂肪量に適した施術方法を確認することをおすすめします。
※本記事は一症例の経過をご紹介したものです。
※施術効果、脂肪の生着率、腫れ、内出血、左右差、仕上がりには個人差があります。
[症例2]

今回の症例
お悩み
- 骨盤の外側がくぼんで見える
- ヒップディップによってお尻のラインが途切れて見える
- ウエストからヒップにつながる曲線を滑らかにしたい
- 左右のバランスを整えたい
施術内容
骨盤・ヒップディップ脂肪移植+アドナイザー
遠心分離して精製した脂肪を、骨盤およびヒップディップ部分へ左右それぞれ移植しました。
- 移植脂肪量:合計500cc
- 右側:250cc
- 左側:250cc
- アドナイザー4000:1kit使用
左右のくぼみやボディラインを確認しながら、それぞれ250ccずつ脂肪を移植しています。
術後1ヶ月の経過
術後1ヶ月時点では、骨盤外側とヒップディップ部分のくぼみが緩やかになり、ウエストからヒップにかけてのラインが以前より滑らかに見えるようになりました。
ヒップを単純に大きく見せるのではなく、骨盤まわりの不足しているボリュームを補うことで、全体のシルエットが自然につながるようデザインしています。
ただし、術後1ヶ月はまだ腫れやむくみが残る可能性があり、移植した脂肪の生着も安定している途中の時期です。
今後、腫れが落ち着くにつれて一部の脂肪が吸収され、ボリュームやラインが徐々に変化していきます。最終的な仕上がりは、通常数ヶ月かけて確認していきます。
アドナイザーを併用した脂肪移植
今回の症例では、脂肪移植とあわせてアドナイザー4000を1kit使用しました。
アドナイザーは、移植部位の状態や希望する仕上がり、採取した脂肪の状態などを考慮して併用することがあります。
使用の適応や必要量はすべての方で同じではなく、皮膚の厚さや脂肪量、くぼみの程度などを確認したうえで決定します。
自然なヒップラインには全体的なデザインが重要
骨盤・ヒップディップ脂肪移植では、くぼみの部分だけを局所的に埋めると、周囲との境界が目立ち、不自然なラインになることがあります。
そのため、以下のポイントを総合的に確認しながらデザインすることが重要です。
- ウエストのくびれ
- 骨盤の横幅
- ヒップの高さと丸み
- ヒップディップの深さ
- 左右差
- 太ももとのつながり
不足している部分へ適切に脂肪を移植し、全体のバランスを整えることで、自然で滑らかなヒップラインを目指します。
※本記事は一症例の経過をご紹介したものです。
※施術効果、脂肪の生着率、腫れ、内出血、左右差、仕上がりには個人差があります。


