http://sun.ap.teacup.com/souun/10563.html


「あの綱領を是非読んで頂きたいのです。特に日本国憲法に対する認識の酷さと思い込みの強さ:平松邦夫氏」  憲法・軍備・安全保障


https://twitter.com/hiramatsu_osaka


日本維新の会の綱領を読んで、うわぁ、勇ましい人たちだなぁ、これからの日本を託すに相応しい人材が集う政党だなぁと思われた方もおられるのでしょうか。


時代錯誤、自己責任論…8項目がいわゆる「八策」であるとしたら、ツッコミどころ満載。

そして、これを信じた人たちが憲法改正に走ろうとする。


この国の方向性を決める大きな政治日程として去年末の衆院選があり、今年夏の参院選を迎えようとしている。

その間に、地域の首長、議員の選挙も目白押し。

ここに「日本維新の会」として多くの選挙に候補を立てるという。


候補者に「日本維新の会綱領」をどう実現するのか具体的に答えて欲しいものだ。

特に地方自治の現場で「大阪市」を舞台に様々な「実験」が行われており、そこから見えるものは「恫喝」と「強権」で押さえつけ、市民の意見でも自らと違うものには「組織」の動きだと徹底無視。


身内の不祥事には甘く、少しでも異論を持つ人間は「排除」する。

これが広がっていいのですか?


大阪を起点にして全国進出を図ろうとしている「維新の会」という集団が目指す世界のまがまがしさは、この1年半だけではなく、大阪市会第1党となった一昨年4月の統一地方選後、地域の為にこの人たちが具体的に何をされているのか。


誰か教えて下さいと呟いても、何も反応がないのですが…。

大阪では止めることのできなかった「維新ブーム」。


これからの地方議会、首長選挙でも「維新顔」(どんな顔やろ…)の新人、経験者がどんどん出馬することでしょう。

是非、本質を見極めて頂きたいし、大阪市のようになっていいという判断を下す市民の方が多いのでしょうか。

今日告示された伊丹市長選と宝塚市長選。

共に維新が全国展開した衆院野党第2党の勢いを、大阪だけではなく広げたいとの思いでの挑戦。


でも、あの綱領を是非読んで頂きたいのです。

特に日本国憲法に対する認識の酷さと思い込みの強さ。


綱領を実現するために市民にどういう誓約をされるのでしょうか。


もう、お読みになった方も多いと思いますが、内田先生の維新「綱領」を解剖の連ツイ。

このあと、リツイートさせて頂きます。


具体案を示せ、対案を示せという文言がお得意の方達のことばが如何に空疎な思い込みによって「作成」されているかがよく分かります。

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内田樹氏https://twitter.com/levinassien

日本維新の会の綱領は憲法を「占領憲法」と規定し、「日本を孤立と軽蔑の対象におとしめ、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶」としています。

ずいぶん感情的な言葉づかいですけれど、「孤立と軽蔑」がいったい何を意味しているのか、僕にはよくわかりません。


もし、北方領土や中国の領海侵犯や北朝鮮のミサイル恫喝について言っているのだとしたら、これらの問題について日本は別に国際社会では孤立していないし、すぐに直接的な軍事的行動をとって「膺懲」しないことについて他国から軽蔑されているとも思いません。


北朝鮮の軍事的挑発に耐えているという点で言えば、韓国とアメリカの方が日本以上でしょう。

でも、それに耐えているせいで、米韓は国際社会で「孤立」しており、「軽蔑」されていると言う人に私は会ったことがありません。


「絶対平和という非現実的な共同幻想」という言葉がどういう現実を指示しているのかもよくわかりません。

「絶対平和」という文言は日本国憲法のどこにもありません。


たしかに「日本国民は、恒久の平和を念願し」という言葉は前文にあります。

でも、それが「念願」されたものである以上、現実でないことは「念願」している当人が一番よく知っているはずです。


では、この「絶対平和という非現実的な共同幻想」をまるで「存在する」ものであるかのように言い触らしているのは誰なんでしょう。


「絶対平和という非現実的な共同幻想」がいまもいきいきと存在するのは改憲派の妄想の中です。

「非武装中立」を掲げていた政党もありましたが、もうずいぶん前に姿を消しました。


そういう非現実的な政治的幻想が「あるといいな」とあまりに強く願っているので、妄想が現実性を帯びてきたのでしょう。


それでも、「絶対平和という非現実な共同幻想」のせいで日本が具体的にどのような損害を蒙ってきたのか、まず実例を示してもらわないと話が先に進みません。


まさか今さら「湾岸戦争のとき世界の笑いものになった」というようなストックフレーズを持ち出すわけではないでしょうね・・・


湾岸戦争のとき「日本が世界の笑いものになった」と言われるのは、巨額の戦費を供出したにもかかわらず、戦後なされたクウェート政府からの感謝決議に日本の名がなかったからです。


でも、その理由は「国際社会の笑いもの」論者たちが言うように「金しか出さなかった」からではありません。

日本が供出した当初援助額1兆2,000 億円のうちクウェートに渡ったのは6億3千万円で、あとは全部アメリカが持っていったからです(93年参院決算委員会での外務省北米課長答弁による)

「国際貢献」という名分でアメリカにいいように「中抜き」された日本の外交的無能が笑われたのです。


国際社会における「孤立と軽蔑」の立場から離れたいと本気で願っているなら、

「孤立と軽蔑」とは具体的に何のことを言うのか、もしほんとうにそういう事実があるなら、それはどういう経緯で起きたのかを調査することの方が、「だから改憲」という短絡的な結論を導くより先の仕事でしょう。


私  2000年から ずっと 160回ぐらい関西に行ってるけど、、、、

私の友人たちはみんな平松さんに投票すると言ってた、、、。


中の何人か 馬鹿がいて 橋↓と言ってたけど、、、。


この項続く、、、、