騙されたねぇ。親子ともども、、。

『少子化なのに なぜ、大学が増えるの?』っていうのと同じで
みんな騙されてるんですよね。

http://www.news-postseven.com/archives/20130110_165134.html

 

京都大学大学院で博士号を取得したAさん。30代前半で他の大学の授業を週に2科目担当する非常勤講師だが、同時に毎朝の「ゴミ収集アルバイト」も続けている。

生活を維持できないからだ。

 大学の非常勤講師は1科目を担当すると月4コマ(1コマ90分)の講義を行なう。

報酬の相場は1科目3万円だから、


Aさんは月収6万円。生活費に加え、資料代や研究費などの経費まで自己負担するため、アルバイトせざるを得ない。

「超高学歴ワーキングプア」といったところだろうか。


 

こうして大学院重点化以降、特に文系の修士や博士となった40代前半から30代前半までが分厚い高学歴ワーキングプア層を形成しているのである。

 大学を離れ、民間企業に就職しようにも彼らの活路は開けない。

修士・博士の称号は民間就職にはむしろ足かせとなる。新卒一括採用、年功序列賃金を温存する企業にとって、

「学部卒と同じく就労経験はないのに、年齢は上なので高い給与を払わなければならない存在」である修士・博士の採用は敬遠されるのだ。

東京大学の大学院博士課程修了者の就職率はたったの56%。文系修士でも75%だ。

 文科省は修士・博士のキャリアサポートに乗り出し、企業とのマッチングを行なっているが、状況が改善する兆しは見えない。



そもそもこうした施策が取られた背景には、少子化で学部への新入生が減少する中で「大学院生を増やして食い扶持を維持したい」という大学側の思惑がある。


だから田中真紀子さんは 正しかったんだよ~