北海道厚生局は15日、診療報酬の不正請求等があったとして、
札幌市中央区の「鳥居前歯科」(戸田郁夫院長)と
当別町の「当別歯科クリニック」(蓑島誠二院長)の
保険医療機関の指定と、両院長の保険医登録を
22日から5年間取り消すと発表した。


厚生局によると、鳥居前歯科は平成20年1月~22年5月、
実際より保険点数の高い診療への振り替えや、
自費診療分を保険診療したように装う
二重請求の手口で約270万円を水増し請求。


当別歯科クリニックは20年1月~22年6月、
同様の手口で約330万円を不正請求する等した。

宇田川信之副学長(口腔生化学教授)を始め、

小児歯科学講座・中村浩志講師、

口腔生化学講座・中村みどり講師、

歯科衛生士の寺島小夜子さん、永原早記さん、

材料センターの古澤清己日本スコラ課長ら六人は

11/15(月)、上田市の梅花幼稚園を訪れ体験学習を行った。




歯科材料を使っての指の模型作りは園児達に大好評。


また、虫歯予防や歯磨き指導等の啓発活動も行って、

園児や母親達と交流を深めた。




長野県で相談可の歯科医院

国立がん研究センターと日本歯科医師会は7/31、

がん患者への歯科治療で連携し、

口腔内の合併症軽減を目指す事で合意。


9月からがん患者への歯科治療に関する

歯科医向けの講習会を各地で開催。


同センターは治療前の患者に

講習会を受講した歯科医への受診を勧める。

知識や情報不足から、がん治療後に患者が

歯科診療を拒否されるケースを防ぐのも狙いである。


県立静岡がんセンター等一部のがん治療施設では

先駆的に取り組んで来たが、

がん治療の中核施設である国立がん研究センターが

本格的に取り組むのは初めてとの事。


歯科医向けの講習会は9月から

関東地方の5都県(東京、埼玉、神奈川、千葉、山梨)で順次実施。

受講した歯科医に『修了証』を発行する。


同センターで手術を受ける患者(年間約4,000人)に対し、

まず、手術を受ける前に地元で修了証を受け取った

歯科医を受診する様勧める。


がん患者は手術や抗がん剤治療、放射線治療の影響で唾液が減る等、

免疫力が低く、口内炎が重症化してしまう等口腔内の合併症が発生しやすい。

同センターによると、発生率は一般的な抗がん剤治療で約4割、

強い抗がん剤を使う骨髄移植で約8割、

口から喉周囲のがんへの放射線治療では100%と言う。


治療前に歯周病の検査や歯石の除去等を行えば、

こうした合併症を減らせる可能性が高い。


だが、同センターでは歯科医や歯科衛生士が不足し、

殆ど対応出来なかった。一方、地域の歯科医も、

がん治療に対する知識や情報不足から受診を拒否する等、

口腔内の治療を受けられないがん患者が少なくなかった。

この為歯科医向け講習会では、がん治療と口腔ケアの関係を周知。

今年度は手術前の患者に対する注意点を中心とし、

来年度は抗がん剤や放射線治療、

再来年度は緩和ケアを受けている患者への対応にも広げる。


同センターと日本歯科医師会は来年度を目処に

全国のがん治療の中核施設に拡大、

2013年度には全国のがん拠点病院(現在約370施設)にも

地域の歯科医と連携する事業を開始する事を目指している。