「1年に3回の交通事故」

 

 

去年起こった。

 

 

しかし、

 

なんとも不思議なことに、

 

うっそ???って感じだけど、

 

以前にも経験したことがある。

 

会社を潰していく過程・・・・その潰れていく1年間にも、

 

 

「3回の交通事故」

 

 

起こった。

 

 

最後は、

 

ウチを受け入れてくれる会社との、

 

「大事なミーティング」

 

 

その当日に起こった。

 

 

・・・・んとに、不思議な経験でさ・・・・

 

 

銀行とのミーティングとか・・・

 

 

なんだか、

 

 

「大事な、大事な、大事な」

 

 

って日に、全ての事故が起こった・笑。

 

 

 

・・・・まぁ、

 

今だから笑ってられるんだけど、

 

当時は、

 

まったく、シャレになってなかった。

 

 

 

・・・・これら、

 

 

どう考えても、

 

 

「何者」かが、

 

 

ボクを殺そうとしてた。

 

 

そうとしか思えない。

 

 

少なくとも、

 

 

「社会的抹殺」

 

 

それを、狙ってのものだとしか思えなかった。

 

 

絶対に、

 

 

ボクに、

「人生の成功」は、掴ませない。

 

そんな、強烈な意思を感じる出来事だった。

 

 

・・・・たぶん、「ボク」じゃない。

 

 

ウチ「一族」ってことなんだろう。

 

今では、そう思っている。・・・・いや、当時もそう思っていたけどな。・・・・途中から、そう感じるようになっていた。

 

 

ウチの祖父さんを潰し、

 

親父を破壊し、

 

最後の止めとして、ボクを破滅させようとしていた。

 

 

「一族」を根絶やしにしようとした意思が働いてるんだと思った。

 

 

 

んなアホな。

 

 

そう思うじゃん??笑。

 

 

でもさ、

 

 

確かに、そういうことはあるんだと思う。

 

 

何かが「憑りつく」ってか・・・・

 

 

なんか、

 

 

そんな感じで没落していく、潰れていくって一族はあるじゃん。

 

 

・・・・そもそも、

 

その「一族」が滅亡していく時ってのは、

 

 

「何らか」の、

 

 

そういった働きがあるんじゃないかって思う。

 

 

 

「鎮魂歌」

 

 

幼馴染、親友の死を描いたけど、

 

ヤツの死も、

 

そんな感じだと思ってる。

 

 

・・・・・どう考えても、おかしいだろ。

 

 

家の没落が始まり・・・

 

逆縁の不幸で、息子さんが自殺し、

 

・・・・そして、最後は本人も自死を選んだ。

 

 

世の中に、

 

そこまでの不幸の連鎖があるのかって感じだった。

 

 

 

何かに、

 

 

「憑りつかれた」

 

 

そうとしか言いようがないって思った。

 

 

たぶん、

 

ヤツには非はない。

 

ヤツの家の問題だろうと思う。

 

 

 

同じように、

 

ボクの身に降りかかったことも「不可思議」としか言いようがない。

 

 

会社を潰していく過程で、

 

 

「1年間に3回の交通事故」

 

 

が起こる。

 

 

もう、

 

「会社が潰れる」

 

 

それ自体が、何かに憑りつかれてるってことなんだと思うけどな。

 

 

で、

 

「3回目」

 

ウチを助けてくれようって相手先との、大事なミーティングの日に起こった。

 

 

 

でも、

 

一応、

 

受け入れ先の会社とのミーティングは上手くいったんだ。

 

 

会場に向かう途中。乗っていたタクシーが追突されるって事故だったんで、

 

 

それも、

 

交差点で、

 

 

後ろから「ドン!」ってぶつけられたって事故だった。

 

 

まぁ、

 

ほとんど、スピードは出ていない。

 

 

だから、

 

まぁ、乗ってたボクたちも、

 

 

ちょっと、衝撃感じた程度ってやつで、

 

 

ムチウチとか、

 

そんなことにもなっていなかった。

 

 

だから、

 

 

「被害、損害は請求しない」

 

 

タクシー運転手にそう言って、

 

現場検証とかには立ち会わないで、その場を離れたんだった。

 

 

だから、

 

 

相手会社先とのミーティングには、

 

 

10分程度遅れたってだけで済んだ。

 

 

しかも、

 

遅れた理由、

 

「交通事故」

 

ってことで、

 

 

「話のツカミ」にもってこいってな状況で、

 

 

ミーティングは、問題なく進んだんだった。

 

 

で、

 

 

ウチは、その会社に「引き取られる」ってことになる。

 

 

自分たちのオフィスを引き払って、

 

その会社、

 

そのオフィスに、ウチが引っ越すってことで、話は決まったんだった。

 

 

 

こうして、新体制ってか、

 

「協業」みたいな感じで、

 

新しい生活が始まった。

 

 

 

・・・・で、

 

それなりに、上手くいくようになる・・・

 

 

「上手く」ってのは、御幣があるけれど、

 

 

人間のやることだから、

 

 

人間関係いろいろあるけれど、

 

 

一応、

 

 

ウチの人間も、

 

 

相手先の会社に馴染んでいった。

 

 

 

・・・・・ってとこで、

 

 

ウチの社員を、相手の会社に転籍させていった。

 

 

社員を転籍させて、

 

業務を引き継いでもらうってことにしていったんだ。

 

 

 

・・・・で、

 

 

業務のフローはまわるようになった。

 

 

全てが、落ち着いていった。

 

 

 

 

・・・・それで、

 

ボクは、

 

その会社を去ったんだった・・・・・