はい。創作ノートです・笑。
・・・・ここから「カクヨム」本編の方は、ちょっと中だるみのような状態になります。
「震災」が起こって会えなくなり、それで、どれだけ ゆい のことを想っていたかを再確認させられることになりました。
最初は ゆい の無事を祈るだけだったんですが・・・そのうちに居ても立ってもいられなくなって東北、被災地に入ることを決断します。
「震災」から、音信不通、再会するまでに2週間がかかりました。
2週間、安否がわからないというのは、相当な心配というか、相当に参ってしまいました。
その時間軸の長さを表現するために、焦燥感を表すために・・・・
「2週間後に劇的に再会した」
の1行では、主人公の焦燥感が表せないと思い・・・リアルの更新でも、すぐには主人公たちを再会させず、その2週間の時間軸を使って、主人公と、お嫁さんとの物語を描こうと思ったんです。
・・・・なぜ、主人公は「不倫」に落ちてしまったのか・・・その背景の部分ですね。
・・・ところが、それを描いていくうちに、主人公の「ひととなり」も、もう少し、深く掘り下げないと説得力が弱いと感じていきました。・・・・東北に行くって決める説得力ですね。
・・・主人公は「震災」最中の東北へ向かおうと決めるわけですが・・・・そこには、過去に「阪神淡路大震災」の復興に関わったという経験が大きく影響しているわけです。
「阪神淡路大震災」で経験した、被災地の状況・・・・その中に「愛する ゆい がいる」このために、主人公は、東北へ向かおうと決意するわけです。
・・・そこを描かなければならない・・・
ってことは、会社員時代を描かなきゃならない。
・・・・と、やっているうちに、主人公の「今」に至る・・・今の主人公を形成した経緯も描かないとダメだな・・・「人生が詰んだ」話を描かないとダメだなってことになって描いていったわけです。
しかし、この部分は、読んでいても、そんなに面白くない話だろうなぁ・・・と思って描いていました。
元より「誰かに読ませる」ということを目的として描いていたわけじゃないですが・・・・
自分の記憶の整理・・・・思い出しノートとして描き始めたわけです。
・・・・それを描き始めたには理由があるわけですが・・・
それでも、テーマとしては「不倫」を扱って描いていたわけで・・・そのテーマからみれば、ぜんぜん面白くない話だろうなぁ・・・とは思っていました。
なんせ、内容は「企業もの」といった物語でしたから。・・・まったく「不倫」には不似合いなサイドストーリー笑。
なので、描き方も、なおさらに箇条書き的、思い出しノート・・・自分の記憶の整理といった描き方になっていました。
・・・・ここを掘り下げたらキリがない・笑。
これで一本、別物語が描ける。
・・・・が、描けない・笑。
なぜなら、生々しすぎて、今やテレビで大活躍の、あーーーんな人や、こーーーんな人を登場させることにある・笑。
・・・・いくら仮名っても、・・・たぶんクレームつくだろうなぁ・・・笑。
たぶん、ボクは消されてしまう。不倫がバレて消されるなんてレベルじゃない。社会から抹殺される・笑。
・・・・ところが、意に反して、ここを「面白い」と評してくれる人が意外と多かった。
もっと言えば「ここから真剣に読み出した」って声をいただいたのにはビックリした・笑。
当時は、描いていたジャンルも、文字通り「誰にも言えない恋愛」だったので、なおさらビックリした・笑。
・・・・まぁ、やっぱり、本物の物語って面白いんですよね・笑。
「事実は小説より奇なり」
ってのは、よく言ったことです。
・・・が、現実は、もっと「奇」だったりします・笑。
ここで描いてる物語は、事実ですが、事実をそのまま描いてはいません。個人情報の特定の問題や・・・・やっぱり描けないことは多々ある。
で、描けない現実のほうが、もっと「奇」なことはいっぱいある。
「マジか?」
「嘘だろ?」
描けば、描くほど嘘っぽいホントの話がいっぱいある・笑。
なので、ここでは、信用されるだろう範囲のことを描いています・笑。
・・・・いずれにしろ、サイドストーリーも面白いってな評価を頂いていたので、安心して、カクヨムでも、「企業もの」テイスト部分を描いていこうと思います・笑。
「つまんないなーーー」って方は、しばしのご辛抱を・笑。
・・・・でもねぇ・・・一番驚いたのは、この「企業もの」部分を描いてることで、ボクの身元がバレたことだった・笑。
知り合いからメッセージがきた。
「オマエだろ??」
って。2人・笑。
まぁ、当然と言えば当然なんだけど・・・・あの上場ストーリーは、当時はけっこう話題になった話なので、読む人が読めば・・・少なくとも、当時の登場人物が読めば、ボクが誰だかはわかる・笑。
しっかり口止めしておいた・笑。
・・・・まさか、血眼になってボクの身元を暴いてる「寄生虫」にバレるんじゃなく、起業家連中からバレるとは思いもよらなかった・笑。