「カクヨム」への移転。

 

小説サイトってことで、最初は身構えた。不安だった。

 

なんせ、小説なんて書いたことがない。

書き方も知らない。

 

・・・・そもそもとして「文章の書き方」ってやつを知らない・笑。

 

・・・どう見ても、ボクの文章は「小説」って形態になっていない。

 

不必要な「行」の空け方や、句読点の打ち方の不備。

 

・・・だって、やり方、書き方知らないもん・笑。

 

 

なぜ、そこで1行空けるの?

って言われても、上手く説明はできないけど、どうしても「ここは1行空けたいんだ」「ここは2行空けたいのよ!」って思う・笑。

 

・・・ の後に 。 を書きたくない・笑。

 

 

・・・やっぱり小説サイトへの移転は自信がない・・・

 

「こんなのもあるんだよ」

 

前出の編集氏が見せてくれたのは、携帯小説ならぬ、ライン小説。

 

LINE形式で小説を書くってな、まったく・・・なんてーか、ボクには想像もつかない世界だった。

 

・・・つまりは、今は、表現ってのが多様化していて、・・・ボクがこだわってる「小説の書き方」みたいなものが意味をなさないんだと教えてくれた。

 

・・・でもねぇ・・・って思った。・・・不安・笑。

意外とチキンなんで・笑。

 

 

・・・・でも、現実は進んでいく。

描いた記事、描いた記事が寄生虫からの「閲覧禁止」の攻撃にさらされる。

もう、アメブロでは描けない・・・

 

「書き続けてください」

メッセージはいっぱいもらった。

 

・・・いや、違うんだって、ボクは、このまま描きたいんだって。

それが寄生虫からの「閲覧禁止」攻撃で描けないんだって。

 

 

・・・もう、やるしかない。

 

 

移転するにあたってビビってたのが、「カクヨム」の読者さんたちから文句が入ると思ってたことだった。

 

・・・じつは、アメブロで、ジャンルを「小説」に変えた時に、けっこーお叱りのメッセージをいただいた「アナタのは小説とはとてもいえません。勉強してから書いてください」

 

「誰にも言えない恋愛」ジャンルでは、寄生虫から「閲覧禁止」攻撃を受け、「小説」ジャンルにしたら、「小説になってません!」攻撃・笑。

 

・・・でも、フォロワーさんからは「書いてください!!!」

・・・これも、一種の攻撃だと感じた・笑。

 

・・・・もうさ、四面楚歌だった・笑。

 

んと、精神的に、そーとー追い詰められた・笑。

 

・・・なので、小説サイトと銘打った「カクヨム」の読者さんたちからは、それなりの洗礼を浴びることになるだろうと覚悟していた。

 

・・・・が、移転して描き進めると・・・どこからも、誰からも文句は入らない。

 

それどころか、それがアナタのスタイルだと認めてくれるフォロワーさんが多い。

 

 

・・・・余談だけど、一番嬉しく・・・そして多い褒め言葉は

 

「映像が見えます」

 

という感想だ。

 

・・・・じつは、ボクが、最もこだわってる部分はそこだ。

 

小説・・・私小説・・・ともすれば「心情表現」ばかりになりがちなんだけど・・・ボクが、この物語で伝えたいのは・・・映像・・・震災の情景・・・雪・・・桜・・

その美しさや、儚さ・・・それを描きたい、伝えたい。

これらを伝えるために描いている・・・そのための「1行空け」だったり「2行空け」だったりする。

・・・・そして欲を言えば、匂い・・音・・・ボクが見てきたこと、経験したことを伝えたい。

それを、どうすれば説明できるかに苦心している。

 

・・・だから

「映像が見えます」

その反応が一番嬉しかった。

 

 

そして、そのための「行空け」スタイルなんですよね。

そこまで理解してくれるフォロワーさんが多かった。

 

嬉しかった。

 

移転して良かったな・・・今は、そう思ってます。

んとに、そう思ってる。

 

カクヨムって懐深いよ・笑。

 

・・・・箸休めは「カクヨム」でできないけどさ・笑。

 

 

いずれにしろ、移転1ヶ月弱。

気が楽になった。

 

 

今では好き勝手に・・・まぁ、読んでくれる人に伝わればいいなぁ・・・と、そこだけに注意して描き進んでいる。

 

 

なにより、カクヨムでは、文字数制限がないことがありがたい。

 

 

アメブロで描いていたときに一番困ったのは「描ききれない」ことだった。

 

描いてアップすると、よくアメブロの「文字数制限」にひっかっかった。

1記事に、描こうと思ったひとつの事柄が入りきらなかったことが多かった。

 

・・・・今はないけど、描いてる最初の頃には、すぐに文字数制限にひっかかった・・・多分、設定の問題なんだろうとは思う。

 

それでも、毎度のようにひっかかり、そのたびに「行」を「文字数」を削った。

・・・あるいは、2個の記事に分けた。

 

・・・そう、だから、今は、アメブロで削った「行数」を「文字数」を、遺憾無く追加して描き進んでいる。

削った「行数」「文字数」だけじゃなく、アメブロでは、その文字数の問題から入れられなかったエピソードを遺憾無く入れこんでる。

 

 

だから、最新話、

 

「3・11」運命が決まった日。

 

は、アメブロで2000文字程度だったのが、カクヨムでは4600文字・・・倍する内容になっている。

 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894193638

 

 

 

 

・・・でも、一番ありがたいのは、カクヨムには「寄生虫」がいないことだなぁ・・・・笑。