普段、テレビはほとんど見なくて朝仕事へ行く準備しながら時計代わりに付けておく程度。


だから日本のドラマもここ最近全然見ないテレビ

でも「おっさんずラブ リターンズ」をきっかけに

「どれどれ他のドラマはどんなかんじ??」

と思って、「不適切にもほどがある」を見たら面白くてハマり、ノリさんのドラマも話題になってたので見始めたら、やばい、号泣。。。。えーんえーんえーん




奈緒ちゃんの演技にめちゃめちゃ泣かされました。


私は末期癌患者では無いけれど、腎細胞癌である事を強く疑うと言う診断を現段階で受けて居る上で、その時の気持ちや、それを伝えた時の子供達の気持ちなんかを重ねてしまい涙が止まらなかったです。


ノリさん演じる奈緒ちゃんのお父さんは、末期の膵臓癌で治療しなかったら余命3か月。

娘は少しでも残された時間が長くなるなら治療して欲しい、でもパパは治療が始まったら俺は癌患者としての人生が始まってしまう、そんなんで命が伸びるなら俺は仕事したり好きな事して過ごしたい。


知人が抗がん剤治療をして苦しんでわずか1年半で逝っちまった。俺はそんな最期は嫌だ。


って、パパの気持ちも娘の気持ちもウンウンと頷きながら泣きながら観てました。


あとはドラマの中で。。

「人が死を受容するまでの心の葛藤を刻銘に描いた名著として有名なのが、アメリカの精神科医師エリザベス・キューブラー=ロスの『死ぬ瞬間』です。 「否認」→「怒り」→「取引」→「抑うつ」→「受容」という、5つの心理的段階を経て、人は死んで逝く。 ガンを告知された患者はかならず否認する」

というのを話すシーンがあって「へぇ。。」と思いながら見ていたんですが、私の場合は「否認」は無かったかなと思いました。

だってあんな精密機器で検査して色んな癌を見てきたお医者さんが癌を疑いますって言ってるんだから、

「絶対違う!!」「私に限ってそんなわけ!!」なんて思わなかったドクロ

怒りはあったなぁ。。。自分もそこまで色々拘って気をつけた生活して来なかったけど「もっと身体に悪い事してそうな人はたくさんいるのに!!」とか

「こんなに家の事も仕事も学校の事も一生懸命やってきたのに!!」とかそういう怒りはすごかったかもえーん

でも結局そういうところなんだろうね。

きっちりし過ぎてストレス抱えやすい性格なんだと思う。

取引は神様にお願いするとかそういう事らしいんだけど、これはあります。そりゃありますよ。何の信仰心もないくせにこういう時はすがってしまいますよ。。。悲しいでも取引だなんて、神様に代わりの差し出せるものなんかないです💧

ただ、これから自分をもっと労りますとか、身体に良いことしますからとか、人にもっと優しくなりますからとか最早、懺悔しかないです。

抑うつはお陰様で仕事をしてたおかげでそこまで何もする気が起きないとかは無いです。ただこれは病気のステージによるんだと思います。今後手術して結果が上がって来て、今後の治療方針などが進んでいくと又変わるのかなって思います。

受容これは患者本人の方がこの段階に進むのは早い気がします。私も検査結果が出るまでが長く感じてそれはそれはしんどい期間だったけど、その日が近づく頃には、もうどんな結果であれやっと前に進めるんだ。受け入れ受け止め向き合うしか無いんだ。

って気持ちで居ました。

けど主人の方がメンタルは私はより弱かったと思います。言葉では励ましてくれてるけど、私より辛そうでした。


と。。。


他にも泣きどころはたくさんあるんだけど、とにかく自分の状況と重なるドラマは刺さり過ぎてヤバいですねアセアセ色々考えさせられますね乙女のトキメキ



今期は楽しみなドラマに出会えたので入院中の楽しみもできましたひらめきふんわり風船ハート