筆不精では無いんだけど、メールを受け取った相手が返信に困ってしまうような内容はどう書けば良いか難しい。

でも流行系ウイルスとかなら◯日位お休みしますで済むけれど、いかんせん25日に受診しないと今後の予定がわからない。オブラートに包んでも仕方ないびっくりマークと思って「癌の疑いで」と年内からお正月明けにご予約頂いてる方へ予約変更を変更して頂く可能性がある事を記載して送信した📤

サロンやお客様にご迷惑をおかけしてしまうのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだったけれど、癌の疑いで落ち込んでいるのに、最早そこまでお客様へ気を使う文章が思い浮かばなかった。

きっと受け取った人は返信に困るだろうと思ったけど、今はこれ以上頭の中の悩みを増やしたく無くて「これで良いんだ!!」で送信。


数時間後続々と返信が届いた。

仕事中見たら涙が止まらなくなりそうな優しさ溢れた返信が沢山きた。

私も今まで、お客様からご病気の報告を受けた事は何度かあった。「抗がん剤で髪が抜けてしまうからしばらく来れないの。伸びて来たらまたお願いしますね」と言ってくれたお客様もいらっしゃった。

果たして自分はこんな思いやり溢れた言葉をかけていただろうか?ものすごく反省した。

18から美容師の道へ進み、21歳位でスタイリストになった。長いお客様は25年位やらせて頂いてるしお店が変わってもついて来て下さったり、学生だった子が結婚して母になり父になり、そのお子さんもカットさせてもらったりで本当に長いお付き合いをさせて頂いてる。

そんな中で「LINDAさんじゃないと困る!」「LINDAさん以外に切ってもらうことが想像できない」「私達の髪を切るのはあなただけですよ!」「だから絶対元気になって復活して!」と。

本当に愛が溢れるお言葉を沢山頂きました。

涙が枯れる位、いや泣いても泣いても枯れない位泣き、美容師やってて本当に良かったと改めて思いました。人の役に立ててたんだ、って自分の存在意義を感じつつ、絶対治してこれからも末長く皆様の髪をキレイにカッコよくせねばびっくりマークびっくりマークと強く決心したのですグッド!グッド!グッド!